ブランデンブルク門

ブランデンブルク門はドイツの首都ベルリンにある城門。1788年から3年の月日をかけて砂岩で作られました。高さ26m、幅65.5m、奥行き11m。古代ギリシャ時代の有名な建造物であるアクロポリスの門を模しており、門の上にはクアドリガと呼ばれる四頭立ての馬車に乗った勝利の女神、ビクトリアの像があります。

ブランデンブルク門はベルリンの、ひいてはドイツの歴史を見守ってきました。かつての東西ドイツ時代、ベルリンも東と西に分割されていたころにおいてブランデンブルク門は東ベルリンの西の境界に位置。その先の通行を阻んでいました。しかし1989年にベルリンの壁が取り壊されると門としての役割を果たすように。このためブランデンブルク門は東西ドイツ統一の象徴といわれています。

現在は夜になるとライトアップされ、一層美しい姿に。クリスマスの時期には門周辺のパリ広場でイベントが開催され、ベルリンの中心部らしい大きなにぎわいを見せます。 閉じる