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ピエンツァ市街の歴史地区

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ジャンル

世界遺産、旧市街・古い街並み

概要

イタリア・トスカーナ州南部のオルチャ渓谷を見下ろす丘の上に広がる町、ピエンツァ。イタリア国内外に建設された他都市の手本とされたルネッサンスの町並みが旧市街に残されていて、渓谷

イタリア・トスカーナ州南部のオルチャ渓谷を見下ろす丘の上に広がる町、ピエンツァ。イタリア国内外に建設された他都市の手本とされたルネッサンスの町並みが旧市街に残されていて、渓谷とともに1996年、「ピエンツァ市街の歴史地区」として世界遺産に登録されました。

1405年にこの地で生まれた教皇ピウス2世が、理想の都市として再編することを建築家に依頼。1459年から1462年のわずか4年足らずで、調和のとれた現在の町がつくり上げられました。

歴史地区を散策する際の起点となるのはピオ2世広場。大聖堂や市庁舎などの歴史的建造物が囲む中、オルチャ渓谷のパノラマが眺められるピッコロミーニ宮殿が観光客に人気を集めています。宮殿内部は博物館になっていて、教皇の寝室や遺品などを展示。周囲でも7世紀まで歴史をさかのぼる教会などを見られます。

ペコリーノチーズや地元産ワインなどの特産品を味わうのも旅の楽しみです。