国立マルク・シャガール美術館

地中海に面したリゾートシティ、ニースにある国立マルク・シャガール美術館は、20世紀を代表する画家のひとりであるマルク・シャガールの作品を展示するミュージアム。芸術家が存命中に開かれたフランス初の1人の作品を扱う美術館として、本人の立ち合いのもと1973年7月7日の誕生日に開館しました。

本人や愛妻から寄贈を受けた作品およそ450点が展示されていて、旧約聖書をテーマにした作品が特に充実。中でも最初に寄贈された聖書のメッセージを描いた17の連作は、シャガール独特の華麗な色彩に圧倒される大作です。

本人の希望で建てられた講堂には、自身がデザインしたステンドグラスやモザイクも展示。緑豊かな庭園を前にしたカフェも併設されています。 閉じる