鳩の谷

鳩の谷は、トルコのカッパドキア観光の中心地ギョレメからウチヒサール城まで、約4kmにもわたって続く渓谷。岩を掘って造られた人工の鳩小屋が数多くあり、かつては鳩が生息していたことからこの名が付けられました。現地の人々は、ここに住む鳩のフンを肥料として使用し、卵の殻はフレスコ画を描くための漆喰（しっくい）の材料として使っていたといわれています。ウチヒサール側の入り口付近には、トルコの伝統的なお守りであるナザール・ボンジュウが吊るされた木があり、写真撮影スポットとして人気。また、初心者でも歩けるハイキングコースが整備されていたりと、壮大な自然から遺跡まで満喫できます。 閉じる