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ピサの斜塔

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ジャンル

モニュメント・記念碑、文化財・歴史的建造物

概要

ピサの斜塔は、イタリア中部トスカーナ州のピサにある大聖堂の鐘楼。ドゥオーモ広場の一画にあり、周囲にあるドゥオーモ（大聖堂）や洗礼堂、カンポサイト（納骨堂）とともに1987年に

ピサの斜塔は、イタリア中部トスカーナ州のピサにある大聖堂の鐘楼。ドゥオーモ広場の一画にあり、周囲にあるドゥオーモ（大聖堂）や洗礼堂、カンポサイト（納骨堂）とともに1987年に世界遺産に登録されています。

1173年から199年もの歳月をかけて建設され、地盤沈下によって塔が傾いたまま1372年に完成。21世紀初頭に大工事が行われた後、傾斜が緩和され現在は3～5度程度の傾きとなっています。

白大理石を使用した美しい円筒形の建造物で、高さは58.36m、重さは14.453トン。屋上には各音符の音色を奏でる7つの鐘を備えていますが、塔の傾きが増さないよう鳴らされたことはないのだとか。

屋上は広場やピサの街並みを見渡せる展望台にもなっており、塔の内部にあるらせん階段で上がることができます。