ゴールの旧市街と要塞

ゴールの旧市街と要塞は、スリランカ南部に位置する歴史的なエリア。中国と中東を結ぶ「海のシルクロード」の中継地点として栄えた旧市街地区です。ポルトガル、オランダ、イギリスによる支配の歴史を経て、各国の建築様式に影響を受けた建物がそのまま残っています。

ポルトガルの植民地時代には要塞から突き出た稜堡（りょうほ）や砲台が設置された要塞群の基礎が造られ、後に支配するオランダによって現在の旧市街と要塞の姿になりました。やがてイギリスの支配下に置かれるも、手を加えられることなく引き継がれています。

教会やモスク、時計台、灯台がきれいな状態のまま残されていたり、アジアや中東の建築物が見られたり、多様な文化が共存していることから世界遺産にも登録されています。また歴史的建造物の他にも、お土産ショップやカフェもあり、のんびり散策するのもおすすめです。 閉じる