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フォンニャ-ケバン国立公園

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ジャンル

世界遺産、国立公園

概要

2003年に世界遺産に登録されたフォンニャ-ケバン国立公園は、ベトナム中部のクアンビン省にある自然保護区。隣接するラオスのヒン・ナムノ国立公園と併せて、広大なアジア最古のカル

2003年に世界遺産に登録されたフォンニャ-ケバン国立公園は、ベトナム中部のクアンビン省にある自然保護区。隣接するラオスのヒン・ナムノ国立公園と併せて、広大なアジア最古のカルスト地帯が続いています。

一帯が形成され始めたのは、約4億6400万年前のオルドビス紀。現在に至るまでの各時代を表す地層が、大規模な地殻変動の影響を受けて複雑に重なり合っています。

見どころとなっているのは、フォンニャ、ヴォム、チャイの3つの主要な洞窟群を含む、総延長220kmほどに達する404の洞窟。なかでもフォンニャ洞窟では、電灯のある1,200mより先に広がる深部を巡る、探検ツアーに参加できます。

一帯には洞窟群から湧き出した水が集まった3本の川や、東南アジアにある石灰岩山脈のなかで最大規模の熱帯林など多様な自然環境が広がっていて、数多くの動植物が生息しているのも特徴。3000年から1万2000年前の古代遺跡も発掘されています。