リュクサンブール公園

リュクサンブール公園は、中心部のパリ6区にある美しい公園。面積は約25ヘクタールあり、パリ市内でも最大級の公園のひとつとして市民の憩いの場となっています。現在フランス上院（元老院）の施設として使用されている「リュクサンブール宮殿」の隣に位置しています。

元々は宮殿を居城としていたマリー・ド・メディシス（ルイ13世の母）が、故郷フィレンツェのピッティ宮を模して造らせた宮殿の庭園でした。園内はフランス式、イギリス式の庭園や並木などが美しく整備されており、四季折々の風景を眺めながら散策や日光浴が楽しめます。ドラクロワ、ショパンといった著名人の彫刻や自由の女神の元像など、点在する多数の彫刻も見どころのひとつ。

子どもたちの遊び場としても人気があり、中央にある池でヨットの模型を動かして遊べるほか、操り人形劇が上演される小さな劇場や、オペラ座を設計したシャルル・ガルニエが動物のデザインを施したという歴史ある木製メリーゴーランドといった施設もあります。 閉じる