大本山總持寺祖院(だいほんざんそうじじそいん)は、鎌倉時代末期の1321(元亨元)年、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)により開創された能登きっての古刹。最盛期には、全国に末寺が1万6,000寺以上もあったと伝
大本山總持寺祖院(だいほんざんそうじじそいん)は、鎌倉時代末期の1321(元亨元)年、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)により開創された能登きっての古刹。最盛期には、全国に末寺が1万6,000寺以上もあったと伝わります。1898(明治31)年に起きた大火により、七堂伽藍(しちどうがらん)のほとんどが焼け落ちてしまいましたが、その後、再建。火災を機に布教伝道の中心は神奈川県横浜市鶴見へと移転しましたが、今もなお曹洞宗の祖院としての荘厳さを保っています。日帰り座禅体験や精進料理の昼食などで、初心者でも、禅寺の修行の一端を感じることができます。