別府市内を一望できる立石山中腹にあり、平野部からケーブルカー(別府ラクテンチケーブル線)で移動して入園する。名称の「ラクテンチ」は「楽天地」の意味である。
1950年(昭和25年)から続いてい
別府市内を一望できる立石山中腹にあり、平野部からケーブルカー(別府ラクテンチケーブル線)で移動して入園する。名称の「ラクテンチ」は「楽天地」の意味である。
1950年(昭和25年)から続いているイベント「あひるの競走(レース)」が名物となっている。1日数回催され、1着を的中すると景品が贈られる。
ラクテンチのある乙原は、別府温泉の中心流川からまっすぐに伸びる流川通りの終点に位置し、古くは豊後国守護大友氏初代当主大友能直が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請した八幡朝見神社の社地があった所で、別府八景や大分百景にも選ばれるほど景色が良く、春は桜やツツジの名所としても知られている。園内には、小規模な動物園や別府湾を展望できる温泉施設も設けられている。