北海道旭川市にある神居古潭(かむいこたん)は、石狩川に形成された渓谷。アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれているように、古来よりアイヌの人々から聖地とされてきた場所です。約10kmにわたって奇岩
北海道旭川市にある神居古潭(かむいこたん)は、石狩川に形成された渓谷。アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれているように、古来よりアイヌの人々から聖地とされてきた場所です。約10kmにわたって奇岩が続き、急流が織りなす景勝地は旭川周辺の観光スポットとしても人気です。渓谷に架けられた吊り橋の近くには、激流によって生み出された「神居古潭おう穴群(旭川市天然記念物指定)」があり、見ごたえのある風景が楽しめます。
例年5月上旬から中旬にかけて見頃を迎える桜の花も彩りを添えます。また紅葉の名所としても知られ、錦繍が織りなす渓谷美を求めて多くの観光客が訪れます。
そのほか周辺の観光スポットとして、明治時代に開業した当時の駅舎を復元した旧神居古潭駅があり、敷地内には蒸気機関車も展示されています。