日本全国と海外30都市の旅行先グルメランキング

クチコミ

投稿受付中

二つ星ミシュランの超高級和食「紀茂登 - きもと」in 神戸県庁前

訪問 2015.03

・紀茂登 - きもと場所は元町のトアロードを上に登り、ホテルトアロードの手前を左折した道沿い。タワーマンションの一階の角部にあります。ちなみに隣の敷地内に、僕の神戸で一番好きな和食の「十三蔵」と、非常にコスパに優れた懐石料理の「吉向」があります。それにその逆サイドにはこれまたミシュラン和食の「三木」など、この周辺は良い和食屋さんがたくさん。目印となるのは木製の扉の横に小さい看板しかないので、そのまま通り過ぎてしまいそうなシンプルでありつつ存在感漂う佇まい。入口を入ると綺麗で清潔感のある木目の上品な内装に、6席のみのカウンター。奥にはテーブル席の個室も一つあるけど、特別な時しか使っていないそう。極少数の限られた席で、しっかりと行き届いた接客がしたいためとの事です。料理内容、コース内容、金額、何も聞かされず料理がスタート。では料理紹介に。・鮑アワビとジュレ・ノドグロの握り・甘鯛と卵巣の塩漬けのお汁・赤貝(閖上ゆりあげ)の造り・黒ミル貝の造り・卵と穴子・トリュフオイルにフォアグラと野菜のスープ・マナガツオの塩焼き・フグの唐揚げ・蟹の身と味噌和え・厳選地方のトマト・たけのことハマグリのスープ・シ

二つ星ミシュランの超高級和食「紀茂登 - きもと」in 神戸県庁前

訪問 2015.03

・紀茂登 - きもと





場所は元町のトアロードを上に登り、ホテルトアロードの手前を左折した道沿い。
タワーマンションの一階の角部にあります。

ちなみに隣の敷地内に、僕の神戸で一番好きな和食の「十三蔵」と、
非常にコスパに優れた懐石料理の「吉向」があります。
それにその逆サイドにはこれまたミシュラン和食の「三木」など、
この周辺は良い和食屋さんがたくさん。

目印となるのは木製の扉の横に小さい看板しかないので、
そのまま通り過ぎてしまいそうなシンプルでありつつ存在感漂う佇まい。

入口を入ると綺麗で清潔感のある木目の上品な内装に、6席のみのカウンター。
奥にはテーブル席の個室も一つあるけど、特別な時しか使っていないそう。
極少数の限られた席で、しっかりと行き届いた接客がしたいためとの事です。

料理内容、コース内容、金額、何も聞かされず料理がスタート。




では料理紹介に。

・鮑アワビとジュレ





・ノドグロの握り



・甘鯛と卵巣の塩漬けのお汁





・赤貝(閖上ゆりあげ)の造り



・黒ミル貝の造り



・卵と穴子





・トリュフオイルにフォアグラと野菜のスープ



・マナガツオの塩焼き



・フグの唐揚げ



・蟹の身と味噌和え





・厳選地方のトマト



・たけのことハマグリのスープ



・シャトーブリアン



・ヒレ



・豆ごはん



・イカナゴと海苔のお茶漬け



・7種類のフルーツジュースとクリームプリン



・あんことチーズの揚げ菓子



・宇治茶


以上、計19品となる料理内容。

上記の通り、とにかくこれ以上とない高級食材のオンパレード。
もちろんただ高級なだけでなく、その中でも一つ一つ厳選された食材達。

一品目からインパクト大の鮑に始まり、絶品のノドグロと甘鯛の塩漬け。
造りの赤貝とミル貝も鮮度良く美味。
そして季節を感じるこだわりの食器として、ひなまつりに仕立てた器。
この卵がこれまた絶品、おそらくこれまで人生で食べた中で一番です。

続いてトリュフオイルとフォアグラの贅沢2品を使用したあんかけスープ。
運ばれて来て到着する前なのに、
トリュフの香りが一気に押し寄せるような嗅覚が刺激される風味豊かな料理。
お店のスペシャリテを選ぶとすれば、この料理になるようです。
・・・とまぁ全部の感想を書くと長くなるので、この辺りで割愛。
トータルの感想として、食材だけではなく料理のクオリティも非常に高いです。


そしてなにより、このお店の最も印象的な所はオーナーさんの人柄です。
ミシュラン二つ星という枠にはないような、終始ユーモアのある接客。
全く作らない飾らない性格と、一見さんにも包み隠さずありのままを見せる。
お店に訪れた有名芸能人の話や、食材仕入れの話しにビジネスの話など、
かなり色々な会話を楽しみながら、時に笑いながら談笑しました。

ちなみにミシュランの話になり、必要ないから断ったのに掲載されたらしい。
ネットを全く見ず、人の評価や周りは全く気にしないとの事。
ここまで自由だとかっこいいですね。

それとオーナーさんは元々、今は無き京都の「桜田」で働いていたとの事。
桜田と言えば京都府でトップ3に入っていたような伝説のお店。
なるほど、通りでこのレベル…



長い時間楽しんだ後、最後に重要なのは、「金額はいくらだろう…」
訪れてから、コース内容はもちろん金額も全く聞かされていない。

高いだろうなぁ~と思いつつ、会計。
ん~高い!!
おそらく神戸市内の和食屋さんで一番高いと思います。
正直、食べログにある予算金額は全く当てはまりません。
おそらく昔の金額のままなんだと思います。
時には昼のコースでも、食材によっては一人単価3万円を超える事もあるとの事。

どれだけの値段でも、事前に把握できていれば訪問前とギャップはありませんが、
今回特に構えていなかったので、内容と金額に驚きました。
ただ、食べログも全く見ないと言ってたので、自分発信ではない内容に少し納得。
これだけの食材と料理なんで、会話も通して金額は多少察知できてました。
できれば、電話予約の際に多少の金額や内容説明は伝えてほしいとこですね。

金額が超一流だけど、勘違いしてはいけないのが、
同時にそこには納得させられるだけの超一流の食材とクオリティがある。
コスパの良し悪しを考えるようなお店ではなく、
美味しいご飯が食べれれば金額は高くても満足、おしみなく出す。
と考えている大将と同じ器と懐の広い人ならかなり満足出来ると思います。

他では食べる事の出来ない食材オンパレードと一流料理が楽しめます。
何かの機会に、いつかまた訪れたいと思います。

気になる方は是非一度足を運んでみて下さい。

店舗情報

掲載情報修正

  • 価格帯
    ¥10,001~¥15,000
  • 定休日
    火曜日

この店について調べる 別ウィンドで開く

ご利用される際は、掲載情報についてご自身で店舗に確認をしていただくようお願いいたします。