どーも、はるきちです♪

福岡でお鮨を語るうえで外せないだろう、名店「鮨おさむ」。

ようやくデビューすることができました。

お昼の営業は日曜日しかやられていないということで、なかなか予約がとれず
２～３ヶ月前に電話してやっとでございます。

お願いするのは、「お昼のおまかせにぎり　５,０００円」です。




さて、お鮨はまず「ヤリイカ」からスタート。

お～、これか……これが「おさむ」の鮨かぁ～っと軽く感動（単純すぎ　笑）

ただ表面をカットするだけじゃなく、目で見えないくらい細く包丁で切り口を入れております。

こうすることでイカの舌触りが、よりやわらかくねっとりするんですよね～。

他にも、ふぐ、鯛、カワハギ肝のせなど、白身系の魚が続きます。

いやあ、どれも良いな～。


合間に、宍道湖のしじみ汁。

これがまた美味いんだ。

これでもかというくらいに、しじみの旨味、香り。

しじみから出たエキスをそのまま絞りだして、出したんじゃないかっていうくらい。





それから、ノドグロ、ヅケ、中トロ、鰆など。

いやあ、この価格帯でノドグロ出してくれるんですね～。

脂がのっていて、でもそれだけじゃなく、旨味もしっかり。

これだけじゃありませんが、ネタ上にのっている「おろし」がとても良い仕事をしています。




そして、車海老のかのこづけ、雲丹、おさむのいなり。

うんうん、良い流れだな～。

とくに雲丹が絶品すぎる。

とろける口どけで、甘みがすごく強い。

そして、こちらのいなりは、「わさびいなりの発祥」ともいわれ、全国発送も受けている一品。

熊本の南関あげを使用し、６時間の下ごしらえをした「あげ」は、とにかくみずみずしい。



これでおまかせは終了だったんですが、せっかくだからまだ食べたいな～っと思い
大将に他におすすめは無いか聞いてみると
「おすすめのものは全部（おまかせで）出したものですね～」とのこと（笑）

そりゃそうですよね～、愚問でした。

ということで、質問を変え、「ふぐの白子はありますか？」と聞いたところ、提供いただけました。

それから、「穴子はどうですか？」と聞きますと、「あるのはありますが、良いのが入ってない」とのこと。

それでも食べたい旨を告げると、「美味しくないですよ？」と（笑）

普段は「良いもの」を塩焼き（白焼き）で出しているようですが、僕がそれでもと無理にお願いすると
「タレでなら～」ということで、貴重な？タレでの穴子をいただくことに。
（大将、わがまま言ってすみません。。）

いやあ、もう全然美味かったです、はい。

ふわとろ食感で、タレの塩梅も言うことなし。

「良いもの」はどれくらい美味いんだろうな～。


追加なしでも、５,０００円でこれだけの内容をいただければ、かなりの満足ですね。

そして、ガリが２種類あったのですが、どちらも２度おかわりするくらい美味かった。。（食べすぎ）

食べ終わった後は、しばし大将と雑談。

この日、ちいさいお子さん連れのお客さんがいたのですが、そのお子さんにも笑顔で話しかけていたり
写真の許可をお願いしたところ、「はい、喜んで！」という大将の懐の広さ。

おしぼりや、あがりを何度も取り替え、店の外まで送ってくれる、おもてなしの精神。

お鮨の味だけじゃない魅力が、たくさん発見できたお店でした。

次はぜひ夜にうかがいたいな～。

ではでは♪