極上のベッドで優雅なセレブな気分
- ライター石川 葉子さん
- 投稿日2014年10月21日
建物全体がブロンズ色に輝くWynn、ミラージュやベラージオなどのホテルで成功を収めたスティーブ・ウィン氏の手によるこのホテルは、それらのホテルの面影を残しつつも、ラグジュアリーで躍動感あふれる素敵なホテルです。
部屋のカテゴリーは大きく分けてリゾートルームと、ホテル南側部分のタワースイートの二つに分かれており、それぞれ入り口とチェックインカウンターはまったく別の場所になっています。
リゾートルームは正面入り口近くのチェックインカウンターでチェックインした後、カジノを通って客室に行くことになりますが、タワースイートの方はカジノから離れたところにある、静かでこじんまりとしたチェックインカウンターでVIPチェックイン。これは、「より親密感のある」ホテルを演出しているからだそう。つまり、同じホテル内でありながら、まったく違う雰囲気が演出されているのです。
どちらの部屋も標準的な部屋の広さは59㎡と平均的なホテルより広く、明るいベージュ系のインテリアと天井から床までの一面のガラス窓がさらに部屋を広く感じさせてくれます。窓からの眺めは西側のストリップビューか東側のゴルフコースビューのどちらか。バスルームはバスタブとシャワールームが分かれていますが、バスタブはアメリカにしてはかなり深めなところが嬉しいですね。
タワースイートの標準的な部屋はリゾートルームと同じタイプで、いわゆるスイート(ベッドルームとリビングルームが分かれているタイプ)ではありませんが、VIPチェックイン以外にも、レストランTableauでの朝食がついていたり、リゾートフィーの支払いが不要であったりなどの特典があります。
Wynnの贅沢さは一言でいうとセンスが良くて都会的ということにつきると思います。
それはレストランのラインナップにも表れていて、Bartolotta(イタリアン) SW Steakhouse(ステーキ) Tableau(アメリカン) Wing Lei(中華)など、味・サービスともに評判のお店ばかり。
特にバフェは、バフェらしからぬエレガントな店内で、味良し、雰囲気良しで常に人気ベスト10入りしているほど。また、超高級ブランドのショッピングプロムナードに加えて、フェラーリのディーラー(ショールーム)があるのもいかにもWynnらしい。
このホテルで公演されているショー「Le Rave」は、プール(水)を舞台にしたアクロバットショーなので、シルクドソレイユの超人気ショー「"O"オー」とよく比較されがちですが、それもそのはず「"O"オー」を手がけたフランコドラゴンヌ氏の演出によるショーだからでしょう。でも、「"O"オー」とは少し違って華やかな印象があるところが好きです。
★ここもお勧め:
Bartolotta (イタリアンレストラン)
毎日イタリアから空輸されるシーフードを使った料理で人気のBartolottaは、「(アメリカの)素晴らしいイタリアンレストランTOP 15」に選ばれたこともあります。お店にあるラグーンの周りにはカバナ風のテーブル席があるので、贅沢な時間を楽しみたい時にどうぞ。