マラケシュの喧騒を逃れ、1日のんびりしませんか。
- ライターHISAEさん
- 投稿日2017年04月10日
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レセプションを抜けたところ
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お部屋もそれぞれインテリアが違う
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ここでのんびりランチやお茶でもいかが?
メディナのフナ広場から車で20分ほど。メディナや新市街の喧騒を抜け、パルムレ(ナツメヤシの木林)を走ると、レ・ドゥ・トゥールはあります。歩いてメディナに行ける距離ではないので、立地がいいとは言えないけれど、2,3泊滞在する時間があるならお勧め。車がなくても、1日2便、ホテル/新市街間を結ぶ無料シャトルバスも運行しているので、それをうまく使うとあまり不便さは感じません。
そんなことより、ここの空気感がたまらない。レセプションを抜けると、のんびりした、庭園のような空間が広がります。若いけれど、きちんと教育されたモロッコ人スタッフがにこやかに出迎えてくれます。お部屋はスタンダードでも十分に荷物広げることが出来るだけのスペースがあり、とてもおしゃれ。家族ステイ用の1戸建てのようなお部屋もあり、時期によっては西洋人の小さなこともたちがプールや屋外レストランの周りを走り回っていて、ここがマラケシュであることを忘れてしまいます。
孔雀が数羽、放し飼いにしてあり、外のテラス席で朝食を食べていると寄ってきて、パンなんかをおねだりする光景も和やか。プールもお庭もハマムもショップもあり、ホテルで1日過ごしても、十分楽しめます。雑多で忙しいメディナを一日中歩き疲れた翌日は、のんびりしてもいいのでは。
お部屋やスパのアメニティは最近人気のネクタロムの製品。ネクタロムはアルガンオイルやバラなど、モロッコの自然のものを利用したコスメのブランドで、品質もピカ一。ホテルの庭の一角には家庭菜園もあり、そこで育てた野菜を使ったお食事もレストランで出してくれるのもうれしいですね。
ドイツ人女性のこちらのマネージャーは常にお客様への目配り、心配りを欠かさず、さすがプロ、という感じ。でもとてもフレンドリーで日本人大好きなので、それらしき人を見かけたらぜひ声をかけてみてください。
2017年02月訪問