日本語が通じる嬉しいリアド
- ライターHISAEさん
- 投稿日2017年04月10日
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緑の多いパテオでのんびり読書でも
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お部屋もバスルームも広々
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どれを食べるか迷ってしまうほど種類豊富な朝食
このリアドのおすすめポイントは、イギリス人オーナーのトムさん。彼は日本に数年住んでいたことがあり、日本語がお上手。最近では、英語が随分モロッコ(特に観光地)でも通じるようになってきましたが、英語が苦手な日本人もまだまだ多いはず。そんな時に日本語が通じるとホッとします。日本人のお客さんを迎えることが少ないようで、日本人の予約が入るとトムさんも大喜びのようで、いろいろと世話を焼いてくれます。廃墟状態だったリアドを現在のリアドまで作り上げる行程がわかる写真なんかも館内に展示してあり、興味深いですね。
ちなみにリアドとは、昔の邸宅を改築して宿泊施設にしたもの。4,5ルームの小さなものから、お金持ちの大きなお宅を改築した数10部屋ある大規模なものまでいろいろあり、予算と好みに応じて、選択肢はたくさん。フェズとマラケシュで人気です。
立地もなかなか。フナ広場まで徒歩10分ほどで、迷路道を歩く必要もなく、道もシンプルで一度通れば迷うことがありません。しかもリアドの入り口前まで車が入れるので、荷物運びのポーターを探したり、メディナの喧騒の中を重いスーツケースを持って歩く心配もありません。
また、館内設備も充実。入り口からはなかなか想像できませんが、フロントを抜けると、素敵なパテオ(中庭)があり、さらにその奥にはプールがあり、西洋人が日光浴しながらのんびりしています。スパもあって、メニューも豊富。サウナもあります。ここのマッサージはお勧めです。
そのほか、お土産屋さんも、豊富なメニューが揃うバーもあり、リアド内でいろいろと楽しめます。部屋も広めで、特にバスルームがゆったりしていて、足を伸ばして入れるほどのバスタブ付きのお部屋もいくつかあり、水圧も申し分なし。歯ブラシ以外のシャンプーなどの一通りのアメニティもばっちり揃っています。
そして、私のここのお気に入りは何といっても朝食。ビュッフェ形式でバリエーション豊富。ついつい取りすぎてしまうくらいどれもおいしく、朝から幸せな気分になり、1日のスタートには最適。
2016年10月訪問