プチパリ気分のチャーミングなお宿
-
白亜の外観
-
コロニアルスタイルで素敵なホテル
-
ロビーもチャーミング
-
朝食会場
-
朝食会場
-
レストランの窓辺
-
室内
-
アメニティ
-
バスルーム
-
室内
旧市街から歩いて10分くらいの川沿いにあるコロニアル調のホテル。古(いにしえ)の街並みが魅力のホイアンの中にあって、真っ白の外観は異色でありながら、絶妙に周囲に溶け込んでおり、これぞベトナムがプチパリと呼ばれる所以、と言ったところ。
屋内も白とブルーを基調にしたシンプルな仕上げ。床やお風呂場に使われているパターン・タイルがレトロな感じを醸し出し、アンティークな電話や、朝食会場のアイテムが、所々でチャーミングさをアピールしています。
ちょっとした箇所へのこだわりはお風呂場にも現れていて、カランのデザインやタイルの配色など、バスタイムが楽しみになるような雰囲気作りがあちこちに。お湯も十分に出ますし、シャワーも快適な水圧を保て、旅先での水回りストレスはほとんどありません。
アメニティは特にブランド物ということはありませんが、コットンまでも揃っているので女性には助かりますね。備え付けのシャンプーやコンディショナーも使いこごちが良いものです。
川沿いの部屋になった場合は、夕刻から川沿いに低いテーブルや椅子を並べて座り、ビールを楽しむローカルの方たちの様子が見られ、ベトナムの風情を楽しめます。少し歩いたところにある旧市街には旅行者の方がいっぱいですが、このホテルの周辺は、旧市街から少ししか離れていないにも関わらず、穏やかな空気が流れているのが嬉しいところ。
室内は、お部屋によって多少趣が違うようですが、基本、寒色系のインテリアで清潔感あふれるデザインとなっており、お茶やお水も完備。ホイアンの街歩きから返って来てからのお部屋の時間もリラックスして過ごせます。
ネット環境も良好なので、お仕事や作業をするにも問題ありません。接客スタッフのほぼ全員が英語対応できるので、室内で不具合があった時も、電話で伝えればすぐに対応してくれます。残念ながら日本語は時折あいさつを交える程度ですが、日本人の対応には慣れている様子でした。
朝食会場はレセプションと同じく1階のフロアになり、あまり広くはないのですが、揃えられているものが精鋭で、ホテル朝食のクオリティが厳しめのホイアンにあって、安心のできる品揃え。
洋食もありますが、もちろんベトナム料理もあり、フルーツのコンフィチュールが豊富だったりパンが美味しかったりと、楽しみどころが満載。もちろん、フォーやブンなど、その日によって変わるベトナムの麺料理もありますから、ベトナム旅行気分を損なうこともありません。
地下階にはスパもあり、贅沢なスパタイムを楽しむことも可能。街のど真ん中ではないので、夜のランタンを探しに行ったりお買い物に行くには少しだけ歩きますが、夜は静かだし、川沿いをのんびり散歩するのも楽しいですよ。オススメの一件です。
2017年10月訪問