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アテネ (ギリシャ) 危険情報の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

 
  • 1 アテネ中央駅
  • 2 オモニア広場
  • 3 アシナス通り
  • 4 アドリアヌ通り
  • 5 モナスティラキ広場
  • 6 シンタグマ広場
  • 7 アクロポリス
  • 8 アテネ国立考古学博物館

アテネ全域で注意したいこと

物乞いや物売りの対処法

長引く不況や中東・アフリカからの移民の流入で、物乞いや物売りが激増しています。
アテネのカフェやレストランは屋外にテーブルを並べていることが多く、お茶や食事をする小1時間ほどの間に4~5人はやってきます。50セントほどの小銭を渡して追い払う手もありますが、次から次へと来るのできりがないし、「これじゃ足りない。あと1ユーロくれ」なんて猛者もいます。
最良の対処法は相手にしないこと。まるで存在しないかのごとく、無視して食事や会話を続けてください。しばらくすると諦めて他のテーブルへ移動します。
もうひとつ、物乞いや物売りが近づいてきたら所持品に気をつけてください。バッグは隣席に置かず、膝に乗せるか足元に置くようにし、ケータイ電話や財布などの貴重品をテーブルの上に置かないよう心がけましょう。

プロのスリ集団に厳重注意!

アテネは日本の大都市と比べても特に危険ではありませんが、一番注意して欲しいのはスリです。主に混雑するメトロ車内でのスリ被害が多く報告されています。よく聞く手口は、数人に取り囲まれて身動きできないようにされ、後で気がつくと財布の中身が抜かれているというもの。また、横断歩道やショップ内ですられたという話もありますので、妙にくっついてくる人に気をつけましょう。ギリシャに限らず海外旅行の常識ですが、レストランやカフェで通りや通路側に荷物を置くのもNGです。

経済危機による治安の悪化が懸念されるギリシャですが、実際こちらで暮らしていると、個人的には日本より危険とは感じません。ただ、スリや置き引きなどの軽犯罪が多発しているのも事実で、現地のギリシャ人でも被害に遭ったというケースを耳にします。特に旅行者はターゲットにされるので、荷物から目を離さないこと。いくつもの荷物を持っている時は注意散漫になりやすく、特に注意が必要です。ちなみにアテネの街は落書きが多いですが、それイコール治安が悪いというわけではないです。

1 アテネ中央駅

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    その他の観光地

駅周辺はあまり治安が良くないので注意

行き先により「ラリサ駅」「ペロポネソス駅」と呼ばれることもあるアテネ中央駅。日本人観光客に人気のメテオラへ行く時などに利用する駅ですが、周辺はちょっと怪しい雰囲気のところが多く、あまり治安が良くないと言われるエリアのひとつです。実際に危険な目に遭う確率は高くはないと思いますが、夜間は注意してください。

2 オモニア広場

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    広場・公園

安全地域とスラムを隔てる境界ポイント

かつては商業の中心地として栄えた広場ですが、時代と共にスラム化が進み、廃ビルに不法移民やホームレスなどが住みついて様々なトラブルが発生しています。シンタグマ広場とオモニャ広場をつなぐパネピスティミウ通りやスタディウ通りはセーフ、オモニャから先のアギウ・コンスタンティヌ通りやピレオス通りはアウト、というのが我々現地在住者の認識です。とくに夜間はオモニャ以西へ足を踏み入れないよう、くれぐれも注意してください。

夜は近づかない方が良いエリア

一時期より治安が良くなっていますが、オモニア周辺は不法滞在の移民や麻薬中毒者が多く徘徊していて、アテネの地元民にとっても「ちょっと危ないエリア」という認識です。昼間歩いていて危険というほどでもなく、広場そのものよりも周辺の裏通りに注意が必要。オモニア広場の北東に位置するエクサルヒアは若者に人気のバーや飲食店の多い活気のあるエリアであると同時に、アナキストが多く危険という認識も。考古学博物館周辺も治安はあまりよくないので、なるべく大通りから外れないようにしましょう。

3 アシナス通り

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    散策路・道

市場通りの夜の顔

モナスティラキとオモニャをつなぐアシナス通りには中央市場(アゴラ)があり、多くの買い物客で賑わいます。したがって、日中この通りを歩くことには何の問題もありません。午後3時に市場が閉まり、通りに連なる店がシャッターを降ろすと、まるで潮が引くように人通りが減っていきます。明るい時間帯はまだ良いのですが、日没後、人通りの絶える時間帯は、この通りを歩かないよう注意してください。アシナス通りの裏手では麻薬の密売が行われており、麻薬常習者たちが周辺を徘徊しています。

4 アドリアヌ通り

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    散策路・道

古典的な詐欺「パパス」

モナスティラキとティシオ駅を結ぶアドリアヌ通りは、古代アゴラの遺跡に面して、カフェやレストランが建ち並ぶ人気スポットです。ここでは、路上で「パパス」と呼ばれるカードを使った古典的な詐欺が行われています。カードを3枚伏せて移動し、印の付いた1枚を当てると賭け金が2倍になって戻ってくるという例の“アレ”です。カードを操っている者から客、見物人まで全員グルなのですが、こんな博物館級の手口に引っかかる人が結構いるから不思議です。

5 モナスティラキ広場

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    広場・公園

執拗(しつよう)な物売りに注意

観光客で常に賑わうモナスティラキ広場ですが、最近この広場にガラの悪い集団がたむろし、観光客を見かけると追いかけてきて、中国製の腕時計やケータイ電話、ドラッグなどを売りつけようとします。断っても凶悪化することはないので、過剰に反応する必要はありませんが、あまりしつこいようなら「警察官を呼ぶぞ」(アイ・ウィル・コール・ポリス)と言ってください。この周辺はスクーターに乗った警察官が始終パトロールしているので、効果があります。

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    広場・公園

男性旅行客をターゲットにしたぼったくりバー

シンタグマ広場やエルム通り周辺の路上で、男性旅行者をターゲットに「今何時?」とか「タバコの火を貸してくれない?」などと声をかけてきます。応対すると、「すぐ近くにいい店があるんだ。一緒に行かないか?」などと誘います。行き先は暴力団が経営する“ぼったくり”バー(店名は“ハリウッドバー”、“パブラブ”など)、現地では知る人ぞ知る店です。
路上で声をかけてくるのは物乞いや客引きなど、とにかく要注意人物ばかり。話しかけられても相手にせず、やり過ごしてください。

デモや集会のある時は近寄らないこと

シンタグマ広場はじめ、中心地の広場や大通りでは集会やデモがよく開かれます。数年前にニュースで報道されていたような暴動はアナキストが便乗したことによるもので、最近はそこまで激しいデモはないようです。危険な場所ではありませんが、デモや集会が開かれる時は近寄らないのが無難。デモやストライキのある時は、駅が一時的に封鎖されたり公共交通機関が運休する場合もあります。また、シンタグマ広場周辺にはぼったくりバーもあり、騙されて連れて行かれることもあるので馴れ馴れしく話しかけてくる人に気をつけて下さい。

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    史跡・遺跡

超有名な観光スポットだけに、ツーリストを狙った犯罪も

アテネに来た人は必ず訪れると言っても過言ではない観光スポット。警備員はいますが、広い場所なので目が届かないところも。観光客がナイフで脅され金品を奪われるという事件も過去に起きていますので、フィロパポスの丘やプニクスの丘など目隠しになる木の多い場所へ行く時は、怪しい人が近くに居ないか気をつけましょう。また、アクロポリスの遺跡は大理石の石段がとても滑りやすいので、歩きやすい靴で行くこと。アクロポリスの西側にある絶景ポイントのアリオス・パゴスも、岩がかなりツルツルなので注意が必要です。

8 アテネ国立考古学博物館

このスポットの観光情報を見る

  • エリア
    アテネ
  • ジャンル
    美術館・ギャラリー

麻薬と売春、そして過激派

膨大な数の遺物や考古学的資料を収蔵する国内最大の博物館ですが、ここだけ他の観光スポットから少し離れた場所に位置しています。博物館のあるパティシオン(28オクトーブリウ)通りは深夜になると麻薬の密売や売春などの拠点となります。また、博物館裏手のエクサーヒャ地区は過激派のアジトと目されており、警官隊との衝突や爆弾事件などが報告されています。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。