1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. 北京(中国)観光地
  5. 頤和園の現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
北京 (中国) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

流浪人ひらさん (ビジネスコンサルタント)

世界文化遺産にも登録されている中国皇帝の広大な庭園

  • 北京料理がおいしい

290ヘクタールという広大な庭園の4/3を占める人口湖の「昆明湖」がとても特徴的な中国皇帝の庭園で、1750年に母の還暦を祝うために、息子の乾隆帝の命により造られた。

東西南北にそれぞれ門はあるものの、最寄り駅が地下鉄4号線の「北宮門」駅であるため、観光客の多くは一番北の北宮門から入園する。

北から入ると、まず蘇州街が見える。蘇州街はかつて皇帝たちが”買い物ごっこ”を楽しんだ場所だ。蘇州街へ下りるのは別料金で20元が必要。

そこから次はもう、頤和園のシンボル的建築物とも言える仏香閣を目指して少し山登りをすることになるが、頤和園で最も高い仏香閣から見下ろす昆明湖はとても眺めが良い。やはり出来れば空気のきれいなときに行ってみたいところ。

仏香閣から下って昆明湖東側に数多く存在する建築物を観て東宮門から出るも良し、橋を渡って昆明湖の中央にある南湖島を観て東宮門から出るも良し、南湖島から湖北側の「石舫」まで遊覧船で戻って北宮門から出るというのも良いだろう。

入場料は30元(閑散期は20元)。他の仏香閣、蘇州街などにも入場できるセット券が60元(閑散期は50元)と少しお得だが、入場券しか買えず、その他の有料エリアではその都度切符を買わなければならないこともある。

machiさん (編集者・ライター)

西太后が晩年を過ごした庭園 修復のために軍事費を横領したことで有名に

  • 観光おすすめ
  • 定番人気

ここは皇族たちが余暇を過ごすために作られた庭園です。元々は乾隆帝(最も清の領土を拡大させた皇帝)が母の誕生日を祝い作られた庭園であり、その後は西太后が晩年にこの地を愛し、余暇を過ごしたことで有名になりました。
頤和園は非常に広く、どこから入ってどこへ出るのを決めていくのがおすすめです。でないと帰りがとっても疲れます。通常は東門からですが、夏場ですと西直門から船がてており、それに乗っていくのも面白いです。古代皇帝たちもこの船で頤和園にいったとか。
今回はとりあえず東門から突入。地下鉄4号線の西苑で下車、徒歩15分ぐらいです。
中に入って、がっちり見ようという人は左へ、とりあえず簡単に見ればいいやという人は右に行きましょう。ただしその前に入ってすぐのところに仁寿殿という場所があります。ここは西太后と光緒帝が政務を行い、客人を接待したところとして最も有名で、ここをまずじっくり見てからにしましょう。
左に行くと普段よく見る頤和園の風景が見られます。目の前には昆明湖が広がり、これが人口の湖なのかとびっくりさせられます。さらに奥に行くとだんたんと人が少なくなりじっくり見たい人にはおすすめです。また途中で遊覧船もあるのでそれに乗って北口方面に行ったりするのもいいでしょう。
右に行った方はすぐの場所に徳和園があることに気がつきます。ここは蒼穹の昴でも出てきた京劇を西太后が見たところです。さらに奥に行くと長廊という場所にでます。簡単に言えば世界一の廊下って感じです。さらに進んで万寿山に登りましょう。乾隆帝の母の長寿を願ってこの名前が付けられました。
山を登ると仏香閣があり、頤和園全体が見渡せます。ここでゆっくりとして古代皇帝たちの見た景色を満喫しましょう。
最後は北口にある蘇州街を見て帰るのがおすすめです。ここには骨董品などの品が売られており、古代皇帝たちはここでお買い物ごっこなるものを宮女たちと楽しんだそうです。
ざっくりみるとあっという間ですが、ゆっくり見るとかなり時間がかかります。人の多い日に行くとあまり面白くないですが、少ない日にゆっくり見ると古代の庭園を満喫できてとても面白いです。そんな訳でここに来ればちょっとだけ西太后になれた気がします。たぶん(笑)

  • 中国本土からアクセスした場合、GoogleMAPが表示されない可能性がございます。
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。