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モロッコ グルメの現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

Dar Moha ダール・モハ

古川 祐介 (オーナーシェフ)

メディアでも活躍中の超売れっ子シェフの店

  • モロッコ料理がおいしい
  • 定番人気

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古くは首都でもあったこの街は、独特な茶褐色の街並みと異国情緒溢れる雰囲気が人気で1年を通して世界中から観光客が訪れる。
特に四方を城壁で囲まれた旧メディナ内の ジャマエルフナ広場に行けば、売り子や物乞い、蛇使いなどが観光客相手に英語、フランス語、日本語、中国語など、あらゆる言語を使いこなしてそれぞれの商売に勤しんでいる。

そんな活気にあふれる城内のDar el Glaoui通り沿に今モロッコで一番活躍しているシェフ モハの店がある。
彼は伝統的なモロッコ料理を美しく繊細に再構築させ、モロッコはもとより海外でも高い評価を受けている。

そんな彼のレストランはエントランスに入った途端、騒々しいメディナから一転、閑静な邸宅に来た時のような安心感と、中庭に見える美しい薔薇とプールが高揚感を与えてくれる。

さて、最初に白ワインferme rouge 280ディルハムと9種類のプチ前菜250ディルハムを注文。

文字通り9種の小さな前菜が、それぞれ小さなタジン鍋に入ってやって来る。
オレンジと人参のジュース、真っ赤なデーツサラダ、茄子の蜂蜜ソース、キュウリの擦ったサラダなどなど、色とりどりの野菜が目も舌も楽しませてくれる。
味わいはとてもシンプルだが、組み合わせの妙と言うか、何かどれもシェフのセンスを感じずにはいられない。

そしてメインはマラケシュ名物「タンジーヤ」をオーダー。
タンジーヤとは壺に入った牛肉料理で、釜の中の比較的低温の部分に壺を置き、10時間以上煮込んだこの地方を代表する料理。
もはや牛肉と一緒に煮込んだ野菜は跡形もなく溶けている。
トロトロゼラチン質の肉と溶けてソースになった野菜の旨味が口の中で流れ出すと、思わず飲みかけの白ワインから重めの赤ワインに鞍替え。

美味しいものを食べるのに妥協は禁物。
モロッコに来たらこのタンジーヤ要必食です。

和田 麻弥 (トラベルデザイナー)

ヌーベル・モロッカン・キュイジーヌの波は、ここからスタート

  • モロッコ料理がおいしい
  • 定番人気
  • 有名人ご用達

 モロッコ料理といえば、食べきれ無いほどの量の食事を、大きなお皿にドッカリと!…という、伝統的なモロッコ料理の常識を覆す、ヌーベル・モロッカンの先駆けとしてレストランをオープンしたのが、スイスで修行を積んだオーナーシェフ、モハ氏。
 モロッコ料理のモダン化の波は、このレストランから始まったのです!

 ダール・モハでのメインはと言えば、伝統的なフェズの宮廷料理スタイルのサラダをさらに進化させ、見た目のプレゼンテーションにフレンチの要素を取り入れた色とりどりのサラダ。フラワーウォーターやアーモンド等、伝統の素材の使い方にモロッコ料理の奥深さも味わいながら、見た目の楽しさも味わえるのがポイント。
 とはいえ前菜と呼ぶには多すぎるのではないかという量で驚かせてくれるので、少食な日本人のお客様には、前菜だけでお腹いっぱいかもしれません。

 メインのおすすめは、うずらのトリッド。
 薄いクレープの皮で巻いたうずらに、優しい味のスパイスのスープが絡んで絶妙!なかなか他のレストランでは食べられないお料理なのでぜひトライして。
 メインの2番目に出てくるクスクスは、大麦とハウスメイドの2種類からのチョイス。大人数の時はぜひ両方トライして違いを味わってみて下さい。

 とにかく量が多いので、しっかりお腹を空かせて出かけるのがおすすめです。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。