マラケシュのランドマーク、高さ77メートルのミナレット。
モロッコのモスクは、中近東でよく見られるドーム型ではなく、四角柱のミナレットと呼ばれる塔を擁するのが特徴。マラケシュには変わった決まりが2つあります。
一つは、街の建物の色を、赤茶色のような濃いピンクに統一すること。
そしてもう一つはこのクトゥビアの塔よりも高い建物を建てないこと。
街のどこからでもこのランドマークが見えるように、と。
モスクは現在でも使われていて、非イスラム教徒は入れないので注意。
そのモスクのすぐ横に、始めにこのモスクが建てられた基礎だけが残っていますが、これは完成後、メッカの方向を示すくぼみ「ミハラブ」の方向を間違っていたため、隣に作り直したので取り壊した部分といわれています。
ならばこの間違って建てた部分はきれいに整地し、何か有効活用したらいいのに、と思いますが、そのままの状態で立ち入り禁止になっていて、観光地の一部としているのは何ともモロッコ人らしいというか…。
そばに庭園があり、春先になるとバラが咲き乱れます。
ベンチもあるのでほっと一息ここで休憩するのもあり。
ここからフナ広場は道を渡ってすぐ。
暑い時期は、夕方になると地元の人々が前の広場に夕涼みに出てきて、井戸端会議をしている光景が見られます。
夜になるとライトアップされるのでそれも一見の価値あり。
Koutoubia Mosque クトゥビーヤ モスク
マラケシュのランドマーク
- 投稿日2015/08/07
- 更新日2015/11/30
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ジャンル寺・神社・教会 文化財・歴史的建造物
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エリアマラケシュ
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住所
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アクセスマラケシュ・メナラ空港から車で約10分
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定休日土・日曜日
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