マチュピチュ遺跡に入場後、すぐに見えてくるのはアンデネス(Andenes)と呼ばれる段々畑の地区です。
3メートルほどの高さの石の壁がそれぞれの段を支えており、40段にも及びます。
さらに下の森林地域にもまだ発掘されていない段々畑が続いている可能性もあります。
これだけの段々畑が目前に広がる様子は圧巻で、マチュピチュの入り口にふさわしい迫力があります。
マチュピチュ遺跡の約半分はこの段々畑が占めています。
平地の畑ではなくあえて段々畑を使ったのは、水はけを良くする為や太陽の光を有効的に受ける為、そして高地でよく発生する霜による害を少なくするためだったと思われています。
石の建築のみならず、農業にも長けていたインカ族の知恵をここにも見ることができますね。
マチュピチュ遺跡内ではリャマの放牧がされており、この段々畑の地区で草をはんでいる様子を見たり、触れ合ったりすることができます。
運がよければ、リャマの生まれたばかりの赤ちゃんも見ることができるかもしれませんよ。
このアンデネスの上部には見張り小屋と呼ばれる屋根つきの建物があります。
ここからは段々畑とマチュピチュ遺跡の全体が見渡せ、ワイナピチュ山をバックにした定番の写真を撮ることができます。
必ず見張り小屋まで登ってマチュピチュを一望しましょう。
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【現地クチコミ事務局よりお知らせ】
マチュピチュ遺跡の2024年6月以降の入場は以下3種類のルートが定められたとの情報があります。
▽人数制限
1日あたりの入場は最大5600人まで
▽入場時間
6:00-15:00
※シャトルバスは入場時間の30分前に乗車
※入場には、時間指定の入場チケットを購入する必要あり
※遺跡の入場時間に合わせてシャトルバスのチケットも購入の必要あり
※入場時間を45分過ぎた場合は入場不可
▽観光ルートは1~3の中でさらに複数のコースに分けられています
1)Circuito 1
マチュピチュ山、アッパーテラス、太陽の門(インティプンク)、インカ橋など
2)Circuito 2
聖なる石、神殿広場、水の鏡、太陽の神殿、聖なる岩、鏡の間、コンドルの神殿など
3) Circuito 3
フチュイピチュ山、ワイナピチュ山、大洞窟、月の神殿、噴水、太陽の神殿、インカの家、鏡の間、コンドルの神殿など
※時期によって開催していないコースもあり
以上の内容は状況により変更となる可能性がありますので、訪問予定の方は最新情報をご確認ください。
2024年11月1日 現地クチコミ事務局
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Andenes 段々畑(マチュピチュ)
40段のアンデネスは迫力の眺め
- 投稿日2015/09/29
- 更新日2024/11/01
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。


