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現地のプロ(5人)詳細

Chao Vit Ga Thuy 41 チャオ ヴィッガー テュイ 41

ネルソン水嶋 (ライター、ブロガー、Webディレクター)

鴨肉のダシがシッカリととれた贅沢なおかゆ

  • お粥がおいしい
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

「チャオ」はベトナム語で「おかゆ」だ。

日本では風邪などのときに食べる印象が強いおかゆだが、
ベトナムでは朝食の定番メニューとされており、ぶつ切りにされた鶏肉がゴロッと入っていたりと具だくさん。

ここで、「ヴィッガー」は鴨を指す。
つまり、「チャオヴィッガー(Chao Vit Ga)」は「鴨肉の入ったおかゆ」ということだ。

店頭のガラスケースには裸になった蒸し鶏がゴロゴロと並べられ、順次さばかれ肉になっていた。
お店の看板メニューはもちろん、鴨肉入りのおかゆ。というよりも、
このお店のメニューはそのひとつだけだ。

丼によそられたおかゆは、にじみだした鶏油のためか茶色く、
その上に白髪ネギと青ネギとパクチーが載っている。
スプーンで中を探るとあらわれる鴨肉、切り口から繊維がギュッと詰まっていることが分かり食欲をそそる。

口に放り込んで噛みしめると、旨味を含んだ肉汁が溢れだし、
嬉しいことに噛んでも噛んでも旨味が尽きない。
おかゆも全体に鴨肉の味が染み渡っているようだ。

また、黒胡椒がふんだんに振りかけられており、想像以上にスパイシーで
知らず知らずのうちに首筋に汗が浮いていた。満足のいく逸品だ。

それでいて、価格は2万ドン(執筆時点で120円程度)。
ローカルらしくプラスチック製のテーブルとイスだけが並んだ簡素なつくりだが、
そこに抵抗を感じなければ問題ない。
メニューもひとつなので、チャオ(Chao)だと伝えられれば大丈夫だ。
心配なときは、「Chao Vit Ga」の文字を見せてみよう。

場所は、街の中心地からは離れている。同じく若干郊外にあるアジアパークからはハン川を挟んで近い。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。