My Khe Beach ミーケビーチ

ビーチで遊ぶというと、太陽がさんさんと降り注ぐ中で、海で泳いだりパラソルの下で日光浴するというイメージがあるが、
ダナンのミーケビーチが最も賑わう時間は、日の出前であるかもしれない。

朝5時という早い時間にビーチへ行くと、すでに100人はくだらない数の地元のひとびとで賑わっている。
それぞれ、泳いだり、ジョギングしたり、砂風呂をつくって潜ったり…
なんというか、海というよりも天然のスポーツクラブのようだ。

ビーチに等間隔に設置されたスピーカーからはゆったりとしたベトナム歌謡が流れており、
徐々に顔を出す太陽によって暗い水色からオレンジに染められていく空を見ていると、
寝起きだということも手伝いこれが果たして夢なのか現実なのか、よく分からない不思議な気分になってくる。

6時になるとともに、歌謡曲は地域放送に切り替わり、まるで夢から現実に引き戻された感覚に。
そしてまた、ひとびとも切り上げて日常生活に戻る。
公共のシャワーや更衣室が無料で使えるので、使わない手はないだろう。

なお、ミーケビーチは別の記事で紹介している「EENAホテル」から東へ歩いて5分位内。
どの宿にしても、玄関は締め切られている場合があるので、事前に伝えておこう。
ほかのホテルでも注意は必要だ。

ダナン市内からソンハン橋を渡って、真っ直ぐ進んだ先に広がるミーケビーチ。
白く広い砂浜と透明度の高さが特徴の、地元人や欧米人に人気の公共ビーチです。

ビーチでは、デッキチェアのレンタルをすることもできます。
ローカルと欧米人観光客とは半々くらいですが、
早朝と夕方は、たくさんのローカルが泳いだりビーチで運動をしています。
日中は泳いでいる人よりも、デッキチェアに寝そべって読書をしたり、日焼けしている観光客がほとんど。

周辺には、オシャレなカフェやレストランも並んでおり、夜はシーフードの屋台が並び地元人で賑わっています。
ビーチを満喫した後には、安くて美味しいシーフードも満喫できる、魅力いっぱいのビーチです。

ビーチと道路の間は遊歩道になっているので、朝夕の散歩にもぴったりです。
天気が良ければ、水平線から昇ってくる朝日を拝めます。

ダナンの町の中心とハン川を挟んだ向こう岸までは、一昔前は往来が非常に困難でした。
しかし、2000年にソンハン橋が完成し、対岸と繋がったことを皮切りに、対岸エリアも発展をはじめました。

もともと港町の顔を持つダナンは、旅行者にとって名物にシーフードが挙げられます。
ソンハン橋を渡った先に広がるミーケビーチ沿いには、
その日獲れた新鮮な魚介を扱う海鮮レストランや食堂、屋台が並んでいます。

遊歩道が幅広く設けられているため、散歩道としてもおすすめです。
また、ビーチは白い砂浜が広がっているので、
ここでパラソルやシートを広げて日光浴をすることも可能ですし、海水浴にも適してます。
白浜に建つカフェで午後のひとときをおくるのもいいでしょう。

シーフード料理にありつきたい方は、夜に再び訪れるのがおすすめです。
多くの現地人で毎夜賑わっていますので、そこに便乗しましょう。
ただし、食堂は量り売りの店がほとんどなので、頼みすぎに注意してください。