同じ都市が、アジア側とヨーロッパ側にあるのですが、
世界中探してもそんなユニークな都市はイスタンブールだけ。
この都市を分断するのが、このボスポラス海峡です。
北は黒海、南はマルマラ海と繋がり、ロシアやウクライナなど黒海を持つ国々は、
ここを通り地中海から太平洋へ出るためには、必須のルートでした。
そのため、オスマン帝国とは長く緊張した関係が続いていたのです。
防衛上も大変重要な海でした。
オスマン帝国が築いた要塞のルメリヒサールやアナドルヒサール、
そして、ドルマバフチェ宮殿や
当時の貴族の別荘などが立ち並ぶ海峡沿いは今も人気のスポットです。
金角湾のサバサンドを売っている屋台の横あたりから、
ボスポラスクルーズも毎日1時間毎に運行されており、観光客に人気です。
10~15トルコリラ程度(食事なし)で楽しめますので、
季節の良い、春から秋まではお勧めします。
また、6月ごろは、黒海側からエサを追ってイルカがボスポラス海峡に入ってきます。
運が良ければ、イルカウォッチングも楽しめます。
Bosphorus Strait ボスポラス海峡
世界で唯一 アジアとヨーロッパを分断する場所にあるのが、ボスポラス海峡
- 投稿日2014/09/30
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