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モルディブ 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Utheemu Ganduvaru ウティーム・ガンドゥヴァル

Hitomi (ウォータースポーツセンター事務、ブロガー)

国内随一の歴史的建造物

  • 歴史的建造物おすすめ
  • 地元っ子に人気

 歴史的観光地が少ないモルディブですが、モルディブ北部ハーアリフ環礁にてモルディブの歴史に大きく関わる建造物を見ることができます。
ハーアリフ環礁に位置するウティーム島には、ウティームガンドゥワルというモルディブ人なら誰もが知っている博物館があります。この博物館は、モハメド・タカルファーヌという英雄が生まれ育った住居をそのまま保存し(一部補修)展示しているのです。

 モハメド・タカルファーヌという人物は、1558年から1573年までポルトガルの占領地となっていたモルディブを独立させた歴史上とても重要な人物。兄弟たちと共に8年にも及ぶ戦いによってポルトガル占領を終結させた彼は、今でもモルディブの英雄として語り継がれています。また、彼の活躍を讃えて、イスラム教暦の3月1日はナショナルデイという祝日が設けられ、毎年異なる島でセレモニーが開催されます。

その英雄の住居自体が博物館となっているため、実際に使用されていた 家具や調度品などが展示されています。部屋の中に展示された品々を眺めると、当時の暮らしがどのようなものだったかを物語っているよう。その中でも特に有名なのは、開かずの扉。住居が使用されていた当時に突然開かなくなった扉があります。これまで何度も扉を開こうと試みたそうですが、一度も開けられないそう。なぜ扉が開かなくなったかは不明ですが、最後に扉が閉められた時の出来事はガイドが教えてくれますよ。他にも、ある壁の穴から外を見ると全部が反転して見えるという穴もあります。モルディブの歴史を知るだけじゃなく、不思議な見所もある博物館です。

見学時には、博物館スタッフがガイドとして住居の説明や当時の暮らしの様子、歴史など詳しく説明してくれます(英語のみ)。通常1グループに1人のガイドが付いてくれるので、詳しい事を聞きながら見学できるので安心です。入場料金は1人100ルフィヤ。現金のみの取り扱いになるので、モルディブの現地通貨(ルフィヤ)またアメリカドルをご用意ください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。