サント・レパラート大聖堂はニース旧市街の真ん中に位置しており、ロセッティ広場に面しています。トラムのCathedrale Vieille Ville駅で下車、海岸方向へ徒歩3分ほどで着きます。
旧市街は迷路のようですが、緑色のドームは遠くからでも見えます。路地が狭いため、旧市街の中まで車が入りません。タクシーなどの利用は難しいです。
現地の張り紙で案内されている開館時間は月曜日14時-18時で、火曜日から日曜日までは9時-12時/14時-18時となります。ミサは火曜日から金曜日、日曜日の10時からです。(※クリスマスなどシーズンイベントの際は異なる場合がありますので公式HPをご確認ください。)入場無料で、メダルなどを売っている売店が中にあります。
ニースの旧市街には教会が8箇所ありますが、聖レパラートが旧市街の守護聖人であるため、サン・レパラート大聖堂がメインとなります。聖レパラートはキリスト教で15歳のときに迫害され、首をはねられて亡くなりました。死体はボートに乗せられ、天使に案内されてコートダジュールに到着したとのことです。この伝説は「コートダジュール」の別名である「天使の湾」の由来になるという説もあります。
大聖堂は17世紀の始めに建造され、正面は19世紀です。19世紀以前は豪華な外観が流行っていなかったため、わりとシンプルです。鐘楼は18世紀に建てられました。ジェノバ風のバロックスタイルで、シンプルです。外装がシンプルでも内装はすばらしく、信者に融資された10箇所の礼拝堂が入っています。そのひとつは聖レパラットのために建造されました。「首をひねられる聖レパラート」の絵があり、遺骨も展示されています。
聖レパラートはニースで最大級の教会となりますが、アクセスが難しいため結婚式にはあまり使われません。。しかし、有名人や偉い方のお葬式はよく執り行われます。2015年にニース出身の若いカーレーサー、ジュール・ビアンキのお葬式が執り行われました。
2015年には8年間の改装が完成。外観も内装も非常にきれいで、絵画はとても細かく美しくて、ずっと眺めていたい気分になります。旧市街を散策するときに休憩するところとしてぜひおすすめです。コンサートのリハーサルなどが行われている場合、神秘的な雰囲気が味わえます。
Cathedrale Sainte-Reparate サン レパラート大聖堂
Stephanie (ステファニー)
(会社経営・日本語ドライバー)
ニースでメージャーな教会
- 投稿日2017/12/25
2017/12訪問
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアオールド タウン
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住所
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アクセス路面電車1線・8・12・33・38・P番バス Cathédrale/Vieille Ville駅から徒歩約3分
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電話番号+33-4-93920135
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営業時間[月-金]9:00-12:00, 14:00-18:00 [土]9:00-12:00,14:00-19:30 [日]9:00-13:00, 15:00-18:00
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定休日無休
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公式サイト
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