le beaupre hotel restaurant ル ボープレ ホテル レストラン

ウベア島の空港から10分ほどのホテル　ル・ボープレ内のレストラン。海沿いの通りを入るとすぐそこがフロントとレストランです。シーリングファンの回る高い天井の梁からはカラフルなガラスの浮きがぶら下がり、壁には舟の舵、ベル、結び縄、ヤモリの木彫りなどが船室にいるような気分にさせてくれます。テーブルと椅子は手作り感溢れる素のままの木製。ルーパー窓からは爽やかな海風が入ってきて…　でもせっかくここまで来たのですから、そよ風と波の音が心地良いテラス席に行きましょう。張り出した屋根付きテラスは黄色い柱と魔除けの木彫りがアクセント。

日替りメニューは前菜とメインが数品、デザート2品ほど。メインだけなら2450フラン、メイン＋前菜又はデザートが2950フラン、フルコースは3800フラン。品数は決して多くないですが、ローカル色タップリの料理はいずれも充分なボリュームです。

前菜は、魚のキッシュ、マグロとオオシャコ貝のタルタルソース和え、エビ・カニ・タコ・高瀬貝・タヒチアンなどのサラダ各種。地元の魚を燻製にしたスモークフィッシュも。パパイヤサラダのレモンドレッシング和えや、アボカドのミルフィーユなど野菜類も。
私が食べたのはアボカドクリームサラダ。小さく切ったトマトやネギがアボカドムースの中に見え隠れする一品には丁寧に剥かれたグレープフルーツが添えられて、ビタミンタップリのヘルシーな前菜でした。

メインはグリルフィッシュが一番人気、数時間前に目の前の海で獲れたばかりのホウボウ・カマスなどを網焼きしたもの。他にはマグロのステーキ、魚のすり身をつみれ状にしてフライにしたアクラ、獲れたてイカのココナツ風味カレーソース煮、エビのガーリック＆パセリ風味など。
訪れた日はエビのトマト風味をいただきました。自家製トマトクリームソースのかかった大きなエビが7匹も！添えられたココナツミルクライスに、ソースのほど良い酸味が見事にマッチで完食♪　
肉ももちろんあります。この日はリブロースのマスタードソースでした。

デザートは季節のフルーツサラダ、アイスクリーム、とごくシンプル。もし自家製ポエ（バニラ風味のバナナピューレをタピオカスターチと共にグリルしたものをココナツミルクのソースに浸したタヒチアンスイーツ）があったらその機会を逃さずに！

品数が限られているので、絶対に食べたいなら24時間前に予約を強くおススメします。特にロブスター＝langousteとヤシガニ＝crabe de cocotierは事前予約必須です。ディナータイムは19時から20時半までと短いので、これも要注意。