1988年に研究のために沈められた全長約60mのフランスの軍艦が水深27mの海底にそびえ立っています。季節によって現れる生物も様々。水温が上がり始める11月頃からは小さなスカシテンジクダイが増え始め、爆発的に繁殖すると沈船を覆いつくし綺麗にデコレーションされることもあります。それを狙ってオニヒラアジやスジアラなどの肉食魚が増え始めそれらを目掛けて猛烈にアタックするシーンに出くわすこともあります。
沖からオオカマス、ピックハンドルバラクーダ、グレイリーフシャークがやってくることもあります。
ここで忘れてはいけない生物が一つ。ヌメアカタライという年に数回しか出会えない非常にレアなウミウシが生息しています。白地に赤い点が付いており遠くからでも見つけることができます。このウミウシに出会えたらならば自慢できます。
Dieppoise ディェポアーズ
ヌメア沖に沈むフランスの軍艦
- 投稿日2015/03/23
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。