1947年創業のダンパウ専門店。
ダンパウとは、シナモンなどの各種スパイスと肉、ナッツなどを一緒に炊き込んだミャンマー風の炊き込みごはんカレーで、ミャンマーのお祝いの席には欠かせない料理です。
ミャンマー料理は、インド、中国、タイなど近隣諸国の様々な影響がみられますが、ダンパウはビリヤニ(インドの炊き込みご飯)と似ています。ビリヤニと違う点は、スパイスを多用することで各種スパイスが複雑に絡み合い、インドらしさが抜けて中国テイストも加わった、辛さのない優しい味になっている所。お米を炊き込む際に肉も一緒に入れて炊くので、口に入れるとほろほろと崩れるくらい肉も柔らかく炊きあがっています。
チェッシャーズンは、ダンパウの専門店として店を出したミャンマーで初めてお店です。。
チェッシャーズンの店名の由来は、1号店が通りと通りに挟まれた三角地にあり、それがまるで鶏の舌の形(Kyet Shar Soon)の様だったことから名付けられました。今ではKyet Shar Soonの頭文字を取り「KSS」として、スパイスの販売も幅広く手掛けています。
チェッシャーズンのダンパウは、サフランで色付けされた細長いお米とレーズンやナッツが香ばしくマッチしており、玉ねぎがトロトロに溶けたカレーとほろほろの鶏肉を口いっぱいに頬張ると、心から幸せな気持ちになります。カレーが嫌いな人を除く日本人で、この味を嫌いな人はいないのでは?
一緒について来るスープは、酸味のあるローゼルの葉のスープ。口の中がさっぱりとします。
テーブル上の容器の中身は、マンゴーのピクルス。これをごはんの上にたっぷりとかけて一緒に食べるのが、ダンパウのおすすめの食べ方です。無くなったら店員さんに声を掛けて追加することが出来ます。もちろん無料です。
ミャンマー料理の中でもダンパウは、油と一緒に炊き込むことからハイカロリーの代表格です。
最近では、世の中の健康志向を意識してか、味付けあっさりの「ライトなダンパウ」も人気となっていますが、どうせ食べるなら「今日は食べるぞ!」と意気込んで、オリジナルをがっつり食べたい所!
ミャンマーの気軽に食べられるファストフードとして、ランチに食べたいワンプレートごはんです。
【メニュー参考】
・水 … 400チャット(約40円)
・コーラ … 500チャット(約50円)
・飲むヨーグルト … 1,000チャット(約100円)
・ダンパウ(鶏肉) … 2,300チャット(約230円)
・ダンパウ(マトン) … 2,600チャット(約260円)
※ハラル対応
【店舗情報】
・チェッシャーズン(KSS) Kyet Shar Soon
住所:Building(E),#101, Satt Yone Road, Tharyargone Ward, Mingalar Taung Nyunt Township, Yangon Myanmar(本店)
TEL:(01)203320,(01)203289
営業時間:AM6:30~PM19:00
【アクセス】
・ヤンゴン各地に店舗があり、利用しやすいのはスーレーパゴダの近くの2店。どちらもスーレーパゴダから徒歩5分程。
No.526, Mahabandoola Road, Between 27st×28st, Pabedan Township, Yangon Myanmar
No.82, Lanmadaw Road, Latha Township, Yangon Myanmar
【その他】
・ごはんのおかわりが出来ます。店員さんに「ライポエ!」と一声どうぞ。
※価格は2015年8月調べ
Kyet Shar Soon チェッシャーズン KSS
ミャンマースタッフ・さくら
(現地旅行会社スタッフ)
世界3大炊き込みご飯!?日本人がぜったいハマる「ダンパウ」の名店
- 投稿日2015/09/29
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ジャンルミャンマー料理
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エリアヤンゴン
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住所
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電話番号+95-1-294867
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営業時間6:30-19:00
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定休日なし
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予算3,000~6,000チャット
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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