近年発展目覚ましい上海ですが、
意外と都会のど真ん中にちょこちょこと公園があったりします。
今回、口コミを書かせていただくにあたり、静安公園と魯迅公園の
二つの公園をご紹介させていただいてますが…
これを書くために公園に行ったわけじゃなく、
普段気にしていないところをふらっと歩いてみよう、的なことを
普段からやってるわけでありまして…(どこめざしてるの?ちい散歩?阿藤快?的な。)
で、思うのです。
ローカルな通りを歩くのも中国。
外灘なんかのおしゃれスポットを歩くのも中国。
そして公園を歩くのもまた中国であると。
つまり、逆もしかり、なのです。
公園を見ずして、中国を知るなかれ、と。(言い過ぎかも…)
公園、意外と面白いのです。
特にここ静安公園は地下鉄2号線・7号線静安寺駅降りてすぐの好立地、
更に周りはショッピングモールからオフィスビルまでいろんな建物が立ち並ぶところで
休日だけでなく、平日昼間でもいろんな人たちでにぎわっています。
ええ。「あー、退職してここで楽しみ見つけたのねぇ。」
とトランプしたり将棋うったり踊ったりしているお年寄りから、
「え?この年でここのベンチで一日座ってて大丈夫?平日だよね?」
と所属不明な若者(30代くらい)、さらには
「明らかに…あなた、さぼってますよね?」とわかる
作業服を来たおじさん・おばさんまでさまざま。
元々は光緒24年(清の時代)に外国人墓地として建設され、
1953年に18万元をかけて公園へと改修。1955年に開園。
1966年の文化大革命以降、色々と荒れてしまったために
1972年に開放を停止、翌1973年に全面改修。
1998年に上海市静安区人民政府の決定により
地下鉄2号線と延安高架が建設されることを機に
1999年に再度開園となったそうです。
静安寺の南側の入り口からは長さ100mにわたる上海を代表する木である
プラタナスの並木道が。
ここのベンチではたくさんの人達が憩い、さらに周りには太極拳やオリジナルの踊りに
いそしんでいるお年寄りたちが常に集ってます。
更にその西側には中央広場と呼ばれる池。
池のほとりには釣りをしてるわけでもないのに目的もなく
ベタッと座ってる人が常にいる…
その南側には紹興生まれの教育者であり、革命家であり、政治家でもある人で
中華民国の時に色々と教育に力を入れた蔡元培の像。
そして、静安八景園という昔ながらの庭園もあったり。
(入場料3元、茶館でお茶飲むなら7元。ですが、茶館と言っても青空茶館…)
また、この公園は猫がとてもたくさん住み着いていて、
皆が誰ともなく餌をあげるからかすごく人懐っこくてそれもまた癒し…♡
もちろん、上海の公園はこれだけではないのですが
駅近・アクセスも便利なのでぜひぜひ、静安寺観光などのついでに
立ち寄って上海の日常の風景を楽しんでもらいたいです(o´ω`o)
Jing'an Park 静安公園 ジンアンゴンユエン
都会のオアシス!憩いを求める人民たちの雰囲気を楽しんで。
- 投稿日2017/01/13
2017/12訪問
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ジャンル国立公園
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エリア静安
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住所
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アクセス地下鉄2・7・14号線 静安寺駅からすぐ
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電話番号+86-21-6248-3238
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営業時間24時間
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定休日無休
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