上海市内の有名なお寺といえば、龍華寺、玉仏禅寺、そして静安寺。
今回は、地下鉄駅直結という好立地で観光にも便利な静安寺をご紹介です!
中国5千年の歴史から考えると比較的歴史が浅いイメージの上海ですがこちらの静安寺は三国時代、
呉を治めた孫権の命により紀元247年に建てられた歴史あるお寺なのです。
元々は重元寺という名前でしたが、宋の時代に静安寺と改名。
漢族地区全国重点寺院であり、また真言宗の古刹の一つでもあり、真言宗の開祖である空海(弘法大師)も訪れたとか。
注目すべきはその姿!外からでも目を引く金ぴかの建物!
昼間も金ぴかですが、夜になるとライトアップしているので更に目を引きます。
最寄り駅は地下鉄2号線、7号線静安寺駅。
寺の西側に出る2号口が一番近い出口です。
開放時間は7:30~17:00。入観料は50元。
ただし、旧正月には倍額になったり、仏教的祝日の場合などは無料になったりするので注意が必要です。
中国でのお線香のあげ方は日本と違い火をつけたあと、スペースが広めのところに移動し尺を掲げるように両手で額に持ち上げます。
そこから正面→右→後ろ→左→正面と線香を掲げながら二回ずつお辞儀をしながら一回転します。
参拝方法も手を合わせるだけではなくまずは立って手を合わせた後、跪いて頭を下げ手のひらを上にして両手を頭の先に。
そのまま手を使わずに立ち上がり、最後手を合わせるというのを三回行います。
普段自由に生きていそうな中国人の真摯に祈る姿にドキッとする一瞬でもあります。
境内には黄金に輝く観音菩薩が収められた観音殿とミャンマー白玉を使用した釈迦牟尼像が収められた牟尼殿。
そして本殿である大雄宝殿には15トンもの白銀を使った高さ6.6mの釈迦牟尼像が人々を穏やかな目で見降ろしています。
裏側の生前のお釈迦様の物語を描いた絵も際色豊か。
金色の派手な部分に目が行きがちですが堂内全体が意外としっかりとした木造建築になっており透かしの欄干や欄間のような枠も目を引きます。
観光所要時間は30分ほどですが、静安寺駅周辺は開発が進んでいてこちらのクチコミでご紹介している
翠園、桃園眷村、静安公園なども徒歩圏内なのでランチやお茶にご利用ください。
Jing An Temple 静安寺 ジンアンスー
市内ど真ん中に佇む、金ぴかのお寺!
- 投稿日2018/02/09
きらびやかな建物が印象的。繁華街に位置する上海最古の仏教寺院
- 投稿日2018/01/12
現在の場所に建てられたのは南宋時代という「静安寺」は、上海最古の仏教寺院(真言宗)として有名です。
場所は地下鉄2、7号線「静安寺」駅からすぐ。
入場料は50元で、見て回る所要時間は約30分です。
現在の建物は2010年以降に再建されたもので、そのゴージャスさ、きらびやかさが目を引きます。
楽しむコツはどんどん奥へ入ってみることと、階段があれば登ってみること。意外な発見が隠れています。
正面の大雄宝殿の裏手には、ヒスイなどの石で作られた曼荼羅のレリーフが。
そのさらに奥の建物には、ステンレスのような素材で作られた5体の仏像が。
ここまで入って来るのは地元の人だけのようで、
コンクリート打ちっ放しの館内で静かに拝む人たちを見ることができます。
上を見上げると宿直しているお坊さんたちの洗濯物が干されていたり……。
向かって右手の回廊内には、樹齢1000年のクスノキで作られた観音菩薩が。
その向かいの回廊内には、白いヒスイ製の牟尼仏が安置されています。
上海のお寺の特徴といえば、観光地であっても現役のお寺として機能していること。
境内には葬儀や法事を行う部屋があり、故人の親族とお坊さんたちがよく集まっています。
日本では一家族の法事にお坊さんは一人ですが、上海では5〜6人のお坊さんが
グループで木魚などの楽器とともにお経を唱えてくれるのが特徴。
うっかり笑顔になってしまいそうな、陽気なリズムのお経を聞くことができます。
一般拝観客のお祈りの仕方も独特。火をつけた線香をおでこの前に持ち、お祈りをしてから三礼。
これを北東南西の順番に向きを変えて4回繰り返します。
その後線香は香炉へ。賽銭はお祈りのあとに境内中央の塔に投げ入れるのですが、
入り口が小さく高いところにあるので、一発で投げ入れるのはほぼ無理。
入ると縁起がいいとのことで、この日は若い欧米人旅行者たちがゲーム感覚で盛り上がっていました。
そんな自由な雰囲気も「静安寺」の魅力です。
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ジャンル寺・神社・教会
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エリア静安
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住所
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アクセス地下鉄2・7・14号線 静安寺駅 1番出口から徒歩約1分
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電話番号+86-21-62566366
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営業時間7:30-17:00
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定休日無休
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