Residenzgalerie Salzburg ザルツブルク レジデンツ ギャラリー

ザルツブルクの大司教たちが集めた16～19世紀のヨーロッパの絵画のコレクションが展示されているのが、レジデンツギャラリーです。17世紀のオランダ絵画（レンブラント、ルーベンス、ブリューゲル）、17～18世紀のイタリア、フランス、オーストリア絵画、そして19世紀のオーストリアの絵画（ヴァルトミュラー、アマーリング、ハンス・マカルトなど）の作品まで、11部屋に渡り展示されています。

レジデンツギャラリーは、大司教たちが住んだレジデンツ、ドーム博物館、そして大聖堂のパイプオルガンを間近で見られるオルガンロフトなども入っている「ドームクォーター」の一部になっていて、1枚のチケットで全て見学することが可能です。

日本語を含むオーディオガイド付きなので、解説を聞きながら見て回ることが出来ます。展示部屋や作品などには番号が付いていますので、気になるものだけ聞くことも可能です。

レジデンツギャラリーの素晴らしい絵画作品ももちろん素敵ですが、1枚のチケットでこんなに回っていいのかというほどたっぷりと楽しめるドームクォーター！　出来ればゆっくりと時間をかけて回って欲しい場所です。

所要時間はレジデンツギャラリーだけ、もしくは大事な所だけ軽く駆け足で見る程度でしたら1時間ほどあれば可能ですが、美しい絵画作品や、大司教が住んだ豪華な宮殿、そしてドーム所蔵の素晴らしい宝物などもあります。

天候が悪い日などは、思い切って半日ほどここで過ごすのもお勧めです。大聖堂のオルガンバルコニーや、レジデンツギャラリーと大聖堂の間のパノラマテラスから見えるレジデンツ広場の素敵な眺めも必見（テラスは屋根なし）。

ドームクォーターの開館時間は火曜日を除く毎日10:00～17:00、7・8月は毎日10:00～18:00、また12月8日～1月6日までの期間は10:00～17:00（いずれの場合も最終入場は閉館時間1時間前まで）で、12月24日は閉館です。

入場料は大人13ユーロ、7～25歳までは8ユーロで、学生・シニア・家族割引なども用意されているほか、ザルツブルクカードなど入場が含まれているパスを持っている方は無料です。

バス25・27・28などでSalzburg Mozartsteg (Rudolfskai)から徒歩約4分、もしくはRathausから徒歩約3分。ミュージアムスタッフはドイツ語のほか、英語での対応も可能です。