ここは、もともと東欧ユダヤ系の移民が住む町として発展したエリア。
第二次世界大戦後から80年代にかけては、カリブ、アフリカ、東アジア、イラン、ベトナムなど、
まさに多種多様な移民が集まり、現在のような独特の雰囲気を形成してきたのです。
2006年には、カナダ史跡にも登録されました。
裏原宿や下北沢のような若者に人気のエリアとも言えますが、日本にはない、なんとも不思議な雰囲気。
カラフルな 建物が多く、個性的なアートで飾られた壁面や、カラフルにペイントされた車などもしばしば見かけます。
ちょっと躊躇してしまうかもしれませんが、いざお店に入ると、気さくで温かみのある店員さんが多いですよ。
お店の傾向としては、まず古着屋さんの多さ。
アーリー・アメリカン・テイストのワンピースやジャケットは、
すぐに着替えて街を歩きたくなってしまうワクワク感があります。
ボタンやビーズの専門店もあり、キッチュなセンスのパーツを探すのも楽しいです。
また、トロント地下鉄の各駅名がデザインされた缶バッジなど、
オリジナル感ある雑貨店も点在するので、お土産探しにもおすすめです。
素朴な味わいの伝統料理を手軽に楽しめるお店もたくさん。
プチプライスなので、散策のお供にぴったりです。
エルサルバドル料理など、なかなか味わえないラインナップはケンジントン・マーケットならでは。
また、スイーツショップもそこかしこにあります。
私のお気に入りは、「ワンダズ・パイ・イン・ザ・スカイ」。
フルーツの味をそのまま生かした、ホームメイドスタイルのクッキーやパイなどを提供しています。
店内のディスプレイは、まるで学園祭の飾りつけのような遊び心がいっぱい。
コーヒーを片手におしゃべりを楽しむ若者達の姿が絶えません。
http://www.ontariostyle.com/oishi/world/restaurant08.html#r08_3
夏期の日曜日には、歩行者天国も実施されます。
レゲエのリズムに乗りながら路上で踊る人々や、大道芸人、出店などでにぎわい、楽しげな雰囲気がさらにアップ!
チャイナタウンからも近いので、あわせて足を運んで比較するのも面白いですよ。
Kensington Market and Spadina Avenue ケンジントンマーケット
一味違うエスニックタウン。ゆる~い気分で散策しよう
- 投稿日2015/10/16
- 更新日2015/11/30
古着や雑貨が好きならぜひ、ケンジントンマーケットへ
- 投稿日2015/10/12
- 更新日2015/11/30
トロントのダウンタウンのスパダイナ駅からストリートカーで約10分の場所にある、
ケンジントンマーケットは、市場ではなく、そのエリア一帯を表す。
小さな古着屋がたくさん並び、古着が好きな人にもってこいのエリア。
古着屋は何軒も集まっていて、店内はさほど広くないが、所狭しと服が置いてあり、掘り出し物が見つかるかも。
キャラクターものや、オリジナルのTシャツが作れるお店もある。
昼間は学生らしき人が多いおしゃれなカフェや、カップケーキ等のスイーツ店、レストランも点在している。
カフェは奥に長く、外観よりも意外と入ってみたら雰囲気が良いので、気に入ればリラックスしに入ってみては。
パン屋、肉屋、魚屋、チーズ屋、コーヒー紅茶専門店では、美味しくて、他では買えない食材が手に入る。
日本製の手帳や文房具を置いている雑貨屋や、カナダ土産やユニークな雑貨を扱う大きな雑貨店、
可愛らしいキッチン用品を扱う店、アクセサリーや服屋さんが立ち並ぶメイン通りは、
半日かけてゆっくり買い物を楽しむことができる。
通りはたくさんの人が行き交い、民族楽器を演奏する人や、絵描きも多く、
道路や建物に描かれたストリートアートは賑やかな雰囲気を醸し出す材料となっている。
夕方の早い時間に閉まる店が多いので、注意したい。
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ジャンルフリーマーケット
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エリアケンジントン マーケット
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住所
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営業時間施設により異なる
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定休日施設により異なる
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。