古いレンガ造りの建物に近代的なビルが入り混じるトロントの街でのショッピングと言えば、巨大なショッピングセンターやエスニックエリアのマーケットなど、活気にあふれたイメージ。
でも、ちょっと落ち着いた雰囲気で、高級なブティック巡りもしてみたい…そんな方には、ヨークビル通りを中心に広がる高級ショッピング街がおすすめです。
東京でいうと青山のような落ち着いた雰囲気で、ヨーロッパ風の石畳が続く先には、こじんまりしたお洒落なカフェがあったり、センスの良いショーウィンドウが並んでいたり…と見ているだけで楽しくなってきます。
がっつりショッピング!というエリアよりもどこか生活感漂うのは、高級住宅街でもあるからでしょう。
BANANA REPUBLIC やAveda、DIESELなど、トロントのショッピングセンターのみならず日本でも見かけるブランドも並びますが、店構えやディスプレイのせいか、ひときわ素敵に感じられるもの。
知っているアイテムでも、今まで気づかなかった新たな魅力を発見できるかもしれません。
ブランド物の衣服や化粧品以外にも、ギャラリーやちょっとした本屋、オーガニックフード専門店など、こじんまりとしたお店が点在しています。
メインのヨークビル通りを中心に、裏路地を覗きながらゆっくり散策するだけで、とても贅沢な気分になります。
私の好きなお店は、主にレディース衣類と生活小物を扱う"ANTHROPOLOGIE"。
パステル調やアースカラーを中心に、使いやすく、かつ遊び心のあるデザインで、日本人にも着こなしやすいです。
キッチン用品やベッドルーム用品も豊富に取り扱っているので、服と合わせてトータルでお気に入りの部屋をコーディネイトすることもできそうです。
お気に入りのアイテムは、少し袖が長めの白いワイシャツ(約30ドル)。
一見シンプルなデザインですが、ドレープが寄っていて上品な印象もあり、大変重宝しています。
また、歩き回ってお腹がすいた時のおすすめは、イタリア料理店”Trattoria Nervosa(トラットリア・ネルヴォ―ザ)”。
曜日ごとのスペシャルメニューはお手頃価格で楽しめ、ワインをお供にじっくり味わいたい美味しさです。
アットホームな雰囲気で、一軒家のような店構えもあいまって、まるで大家族の食事にお呼ばれしたかのような気分に。
活気あふれるエリアでの食事はついつい早食いになりがちですが、ゆったりとした時間が流れるブロア・ヨークビルエリアでこそ、のんびりと食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、カナダをはじめ北米は日本よりもクレジットカードでの支払いが主流です。現地の幅広いお店で使えるVisaかMasterCardのいずれか一枚でも作って持っていくことをおすすめします。
とはいえ、ごく一部の個人経営のお店などではカード不可の場合もありますので、現金も補助的にある程度用意しておくとよいでしょう。
アクセスは、地下鉄ベイ駅、またはブロア・ヤング駅から歩いてすぐ。
さらに西へ向かって少し足を伸ばせば、ロイヤルオンタリオ博物館など見どころがあり、合わせて訪れるのもおすすめです。
Yorkville ヨークヴィル
お洒落な街並みでゆっくりとショッピング&グルメを楽しもう
- 投稿日2018/08/27
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ショーウィンドウを覗きながらぶらぶらするだけで楽しい (c) Destination Ontario
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しっとりとした雰囲気になる冬の時期の散策もおすすめ
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地元っ子にも大人気のトラットリア・ネルヴォ―ザ。
2016/02訪問
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ジャンルショッピングエリア
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エリアヨークビル
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住所
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営業時間各店舗の営業日に準ずる
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定休日各店舗に準ずる
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。