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インターラーケン (スイス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Brienz Rothorn Railway ブリエンツ・ロートホルン鉄道

和田 憲明 (株式会社スイス・サポート代表)

SLファンでなくとも行く価値絶対あり!

  • 観光おすすめ
  • 定番人気
  • 人気急上昇

インターラーケンから半日あれば往復できる観光スポットが、ブリエンツ・ロートホルンです。
木彫りで有名な湖畔の村、ブリエンツから、山頂のロートホルンまで、
夏の間SLが定期運行しており、SLファンにとっても外せません。
インターラーケンからルツェルンに向かう移動の途中に組み合わせるのも良いでしょう。

SLと言ってもD51のような大きな動力車が引っ張るのではなく、
可愛いミニSLが客車を力強く押し上げながら進んでいきます。
SLの運行は例年6月上旬から10月下旬まで。一日8往復ほどです。

ブリエンツを出発した可愛いいミニSLは、ぐんぐん高度を上げていきます。
そして森を抜けると息を飲む絶景が車窓から広がります。
山頂のロートホルン駅に着くと、名峰、アイガー、メンヒ、ユングフラウをはじめとする
ベルナーアルプスの峰々、そして眼下にブリエンツ湖の素晴らしい景観が広がります。

SLの乗場は、ブリエンツの鉄道駅のすぐ目の前にあります。
出発まで時間があれば、木彫りのお土産店が並ぶ村のメインストリートをぶらぶら歩いてみましょう。
ロートホルン山頂にはレストランと山岳ホテルもあります。
この山岳ホテルも、日本人旅行者にとても人気があり、団体ツアーにも組み込まれているほど。

ブリエンツ~ロートホルン間の料金は往復で84スイスフラン(約11,000円)。
スイストラベルパスやハーフフェアカードを持っていれば、半額割引になります。

<注>
・悪天候時は運行停止
・混雑時はSLではなくディーゼル車による運行になる場合があります。

堀 洋輔 (旅行会社代表)

蒸気機関車が必死に客車を押す姿がかわいい登山鉄道

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ブリエンツ・ロートホルン鉄道(Brienz Rothorn Bahn)1892年に開業した登山鉄道で、その名の通り麓の町ブリエンツとブリエンツ・ロートホルン(2350m)山頂のすぐ下にあるクルム駅(Rothorn Kulm・2244m)を結んでいます。

スイスの登山鉄道としてはそれほど珍しくないアプト式ラックレールの路線ですが、特徴的なのはこの鉄道は電化されていないため、蒸気機関車が後ろから押して登るという形になっていること。19世紀に製造された小さな蒸気機関車が湖とアルプスをバックに客車を押していく姿はかわいらしいので必見です。

運行は6月上旬〜10月25日(2015年は6月6日〜10月25日、途中駅プランアルプまでは5月から特定日のみ運行)で、個人の場合は基本的に予約ができないので早めに行くことをオススメします。(30分前にはブリエンツBRB駅で切符の購入が必要です)

個人的にオススメしたいのは、上りは登山鉄道で行き、下りを途中まで歩くパターン。
クルム駅から途中のプランアルプ駅まで線路に沿ったコースを歩くと、ブリエンツ湖とベルナーオーバーラントの山々を正面に見ながら歩くことができます。
時間的にも2時間程度で、歩きやすい靴さえあれば問題なし。余裕があればプランアルプからブリエンツまで歩くことも可能です。

インターラーケン・オスト駅からブリエンツへは、マイリンゲン行きのR(各駅停車)や、ルツェルン行きのIR(インターレギオ)で約20分。
2等往復でCHF16.40で、スイストラベルパス/トラベルパス・フレックスが有効な場合は無料で利用可能です。
ブリエンツ〜ロートホルン・クルム間は往復でCHF67.00。
スイストラベルパス/トラベルパス・フレックス、ハーフフェアカード(GA含む)がある場合は50%割引で、ユーレイルパスは割引無しとなります。

Photo by Uwe Häntsch

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。