ベルヴェデーレ宮殿

ベルヴェデーレ宮殿はオーストリアのウィーンにあるバロック建築の傑作です。もともとはハプスブルク家のプリンツ・オイゲンの離宮として設計されましたが、現在は美術館として中世から現代までのオーストリアの美術作品を展示しています。

上宮と下宮の2つの建物があり、上宮は約400点の作品が並び、画家グスタフ・クリムトの有名作『接吻』や『ユディト』がハイライト。華やかな舞台である上宮に対し下宮はオイゲン公の居城で、グロテスクの間、大理石の間、黄金の間などオイゲン公のぜいたくな嗜好が見られます。現在は特別展の会場となっており、カフェもあるので、ゆったりとしたひと時を過ごせます。

敷地内にある庭園は、ヨーロッパで最も重要なフランス式庭園のひとつ。建物のファサードを映す鏡の池や、下宮と隣接している名誉の庭など多くの見どころがあります。 閉じる