ニンフェンブルク城

ニンフェンブルク城は、ドイツ南部のミュンヘンにあるバロック様式の宮殿です。1662年、バイエルン王が夏の離宮として建立したもの。宮殿に入るとロココ様式の大ホールが広がり、オリンピアの天国を描いた巨大な天井画が出迎えます。有名なのは、ルートヴィヒ1世が集めた美人画のギャラリー。「宮廷の女性だけでなく、あらゆる階級の女性を描くように」という要望のもと描かれた37枚の美人画が飾られています。そして美しい庭園も見どころのひとつ。もともとはイタリア式の庭園でしたが、フランス式に造り直され、その後イギリス式に生まれ変わりました。庭園の中央には運河があり、公園を二分しています。 閉じる