シチリア島満喫紀行

メッシーナはシチリア島とイタリア本島の玄関口となっている町です。現在訪れると、かなり近代的な町であるイメージを受けるでしょう。




というのも、メッシーナは1908年に起こった大震災にてほぼ全壊してしまったという過去があるのです。現在見られる建築物はほぼ地震後、もしくは戦争後に再建されたもの。そのせいか、どの建物も綺麗で新しい感があります。大聖堂もオリジナルは12世紀に建てられたものですが、もちろん現在のものは再建されたものです。




メッシーナは色々見所がありますが、一番の目玉は大聖堂の横に位置する鐘楼のからくり時計です。正午になると、アヴェマリアの音楽と共に鐘楼のからくり人形が動き出します。正午が近づくと、観光客がぞろぞろと集まってきて皆が上を見上げて正午が来るのを待っています。




また、駅の近くには大きなショッピング街があり、お買い物を楽しむことが出来ます。地震後たくましく生まれ変わったメッシーナの街を是非訪れてみてください！

シチリア島はイタリアの２０ある州の中で最も多い州となっています。それだけに９つもの県に分かれております。その９つとは、アグリジェント、エンナ、カルタニッセッタ、カターニア、シラクーサ、トラーパニ、パレルモ、メッシーナ、ラグーサ。



我々の会社の位置するのは、メッシーナ県にあるバルセロナ・ポッツォ・ディ・ゴットという町です。スペインのバルセロナと同じ名前だということでも有名だったりします。




メッシーナ県は、シチリアの中ではパレルモ、カターニアに次いで3番目に人口の多い県となります。シチリアの中では緑の大地と言われるほど、緑が多いです。確かにアグリツーリズモは非常に多いです。イタリア本島との間にある海峡における漁業が非常に盛んなことと、農業も発展している為ごはんが大変美味しいです！カジキマグロは特に特産物です


これはちなみにカジキマグロのロール！中にパン粉とチーズで味付けした具を詰めています。とっても美味！

メッシーナ州といえば特にタオルミーナが有名ですが、それだけではありません！例えばエオリエ諸島は自然世界遺産として有名です。タオルミーナに負けないほどの一流リゾート地としてイタリア中、はたまたヨーロッパ中から愛されています。




とっても魅力的でみどころの多いメッシーナ！もしシチリア島に訪れる機会があれば是非☆☆

シチリア島は、あの有名な映画ゴッドファーザーの撮影があちこちで行われたことで有名です。かなり古い映画ですが、皆さんはご覧になられたことはありますでしょうか？？マフィアのファミリーの家族愛などを描いたものです。




映画の端々に出てくる美しい風景、シーンの多くはシチリア島の東海岸地方（メッシーナ地域、カターニア地域）で撮影されました。




割とあちこちに撮影スポットが散らばっているのですが、最も有名なのはタオルミーナから車で約３０分程度のサヴォカ村。人口２千人足らずの小さな村ですが、とても雰囲気のある美しい場所です。特に周りに広がる景色は絶景！ため息が漏れます・・・。数多くの場所から、こんな場所を撮影の為に探し当ててしまうなんて、凄いなぁ・・・と感心！



村の中には、マイケルが一人目の奥さんと結婚式を挙げた教会と教会からの美しい道のり、奥さんのお父さんが働いていたバールなどがあります。ちなみにここのバールで食べるグラニータ（シチリア名物のシャーベットのようなもの）は絶品だとか☆バール内には、撮影時の写真なども飾られています。



この映画ファンには見逃せない穴場スポットと言えるでしょう！

映画”グランブルー”でご存知の方も多いのではないでしょうか！？シチリア島一のリゾート地であるタオルミーナ☆☆イオニア海に面する高台の上に位置するこの町は、本当に美しいの一言！実は私も実際に来てみるまでは、本当にそこまで綺麗なのか〜？？と疑っておりました・・・・。しかし、実際に訪れてみると、すっかりタオルミーナの虜になってしまいました！





街全体はそんなに広くないので、どこも徒歩で行ける距離にあります。町のメインストリートであるウンベルト通りは歩行者天国となっており、夏の観光シーズンは人でごった返しております。この町のショッピングスポットといったところでしょうか。




タオルミーナの一番の見所とも言えるギリシャ劇場は、本当に素晴らしい！劇場自体もそうですが、頂上から眺める景色が素晴らしい！タオルミーナ海岸の側に位置するイゾラベッラまで見渡せます！




タオルミーナの一番の魅力といえば、やはり自然の美しさでしょう。何日か滞在して、ゆっくり海を眺めながらのリゾート滞在・・・というのがお勧めです。※ただし、冬は閉めてしまうレストランやホテルもあるので要注意！！

ミラッツォは、シチリア島メッシーナ県に位置する小さな港町です。まだまだ日本人の方には馴染みが薄いかもしれませんね。でも、ヨーロッパではなかなか有名な観光地なのです。特に夏は、世界遺産かつリゾート地であるエオリエ諸島への玄関口としてだけでなく、とにかく人がいっぱいになります。




魅力といえば、やはり美しい海。また港町だけあって魚市場も賑わいます。それだけに、近辺は魚介類の美味しくてお手ごろなレストランが多いです。





また、ミラッツォの郊外地区は、おしゃれなパブやクラブが多いので週末は人で溢れかえります。イタリア人は出かける時間が遅いので、最も人が多い時間帯は夜の12時頃から1時でしょうか。




皆さん、もしこちら方面に来られることがあれば是非立ち寄ってみて下さい！本当に綺麗で可愛らしい町です！