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- 世界遺産アビラ 〜城壁に囲まれた中世要塞都市〜 【カスティーリャ・イ・レオン州】
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>アビラ
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 世界遺産
- 投稿日:2015/01/30 00:00
- コメント(0)
マドリッドから電車にのり、日帰りでアビラに行って来ました!
チャマルティン駅からメディアディスタンシア(近郊線)にのり約2時間弱。路線バスも出ています。
雪が残る寒さの為か観光客は少なく若干閑散としていましたが、要塞都市の名の通り荘厳な雰囲気が出ていてこれまた良かったです。
近くで見る城壁は進Οの巨人を連想させるようなまるで漫画の世界。
でもとりあえずまずは腹ごしらえ・・・ということで(苦笑)、混雑する前に人気レストラン『Meson del Rastro』へ向かいました。
今回オーダーしたのはシェフのお任せメニュー(Menu Degustation)です。
前菜はカスティーリャ地方の名物3種盛り合わせ。
パンと卵が入ったにんにくスープ(Sopa Castellana)、ソーセージと豆の煮込み(Judías del Barco de Ávila)、ジャガイモのピューレに豚肉をからっと揚げたクルトンのせ(Patatas revolconas)です。
冷えた体に、にんにくが効いた温かいスープがしみわたります。
メインは待ってました〜!アビラ特産アビラ牛のステーキ(Chuletón de ternera)です!!
外はこんがり、中はミディアムレアで・・・¡Qué rico! 肉食女子も納得のボリュームとテイストです♥
デザートはこちらもカスティーリャ地方の名物、ナティージャ(Natillas)。
優しい口当たりのとろとろカスタードクリームです。
お腹も満たされたところで旧市街に繰り出します。
アビラは城壁以外にも,冬でも裸足にサンダルといった非常に戒律が厳しい「裸足のカルメル会」を設立した聖テレサの生誕地・修道女生活を送った地としても有名です。
城壁の内外には彼女ゆかりの建物が点在していますが、これはその中の1つ、生家に建てられた修道院です。
また更なる見どころのカテドラルでは、フアン・デ・アルフェが制作した銀製の聖体顕示台など他にも様々な素晴らしい彫刻や絵画を見ることが出来ます。
他の都市のカテドラルと違い、一部城壁に組み込まれているのがユニークです。


もちろん1番のハイライト、城壁にも上りました!それにしてもこれ↓絵心あふれ出てますね(笑)





一周はできないのですが、城壁の中や外の景色など存分に楽しめて見ごたえ十分です。
城壁の外へ出てみました。
そのまま全景を見渡すことができるクアトロ・ポステス(4本の柱)まで歩きます。
ここから見た景色が・・・
じゃ〜ん!! 強固な城壁にぐるりと守られているのがよくわかります。
今回は駆け足でしたが、私のお気に入り世界遺産ランキングの1つに入りました〜♪
暖かい時期に是非またゆっくり訪れたいです。
Chami

- 【カンタブリア】3つのウソの村 サンティジャーナ・デル・マル
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>スペインその他の都市
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/01/23 00:00
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実はこの村は名前に3つの“ウソ”が隠れています・・
スペイン語で“海”のことを“MAR(マル)”と言います、この村の名前にマルとついているのにこの村にはマル(海)がありません・・隣の村々は海に面しているのに。
お土産屋さんなどが立ち並ぶメインストリート。
写真奥にに向ってなだらかな下り坂になっています。これが2つ目のウソ!スペイン語で“LLANAジャーナ”とは、“平らな”の意味ですが、この村は坂が多いのです。
一歩路地に入ると・・・村の端っこまで来ました。村は壁で囲まれているのですね。
焼き物屋のお店。魔女の壁掛けが可愛い☆
12世紀頃に建てられたロマネスク様式の“参事会教会”。中にはシュラスコ画や貴重なものがいっぱい。
壁の向こうは緑が広がる長閑な風景が広がっています。
村を自由に歩き回るワンちゃんに会いました。
ここは“カミーノ・デ・サンティアゴ(巡礼の道)”の通り道。巡礼の道を歩く人々がたくさん!
小さな村なのに、パラドール(国営ホテル)が2つもありました。
一緒に旅をしている愛犬ものーんびり空を見上げ、中世の雰囲気を満喫してました。
でも、ちょっと石畳に足がはまる・・!?
そして3つ目のウソは・・・“SANTI/SANTA(サンタ)”つまり“聖人”はいません。“聖遺物”は祀られてはおりますが・・・聖人そのものは祀られておりませんでした。
名前にまつわる3つのウソの村をご紹介しました。
中世の教会・家屋のそままの残されているスペインのナショナルモニュメントにも指定されており、近くにはあの有名な“アルタミラ洞窟”があります。
美食の北☆スペインは今後も大注目です!!!
toyboo

- コロンブスの出港地 【パロス・デ・ラ・フロンテーラ】
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>スペインその他の都市
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2015/01/18 00:00
- コメント(0)
今から500年以上前の1492年8月3日、コロンブスは現在のアンダルシア州ウエルバ県の港を3隻の船で出港し、同じ年の10月12日に新大陸に到達しました。
このコロンブスの第一回目の航海の出港地が「パロス・デ・ラ・フロンテーラ」。彼の航海にまつわる様々なものが展示されています。
1940年から2年間、コロンブスが滞在した「ラ・ラビダ修道院」。彼はここを拠点にして活動を行い、当時のスペイン王室などから航海に必要な許可や資金を調達しました。
修道院は現在、コロンブスの航海と新大陸に関する博物館となっています。
コロンブスの船「サンタ・マリア号」の模型。
修道院の近くには、「カラベラ船埠頭」と呼ばれる屋外博物館もあり、コロンブスが第一回目の航海に使用した3隻の船の実物大レプリカが展示されています。
これはコロンブスが乗船した旗艦「サンタ・マリア号」。かなりの大きさではありますが、現代の船と比べると「よくこんな木造の船で大西洋を横断できたな・・・」という感じです。
もちろん、船長室にはコロンブスがいます。
こちらは、サンタ・マリア号より小型のカラベラ船「ピンタ号」。
船の内部も見学可能です。
新大陸発見後、17世紀前半までスペインの黄金時代が続き、「太陽の沈まない帝国」と言われるまでに強大になります。パロス・デ・ラ・フロンテーラはそのスタートとなった場所なのです。
YH
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