ちょこっとブラジル！{海外駐在生活記}

ブラジルへ旅行で来られる方からよくご質問をいただくのが、
「夜は危なくて出掛けられませんか？」

ということ。

まず、私たちも陽が沈んだら外を歩くのは避けますし、
＊女性一人ではもちろん、男性でも、陽が落ちてから基本的に外は歩き周りません。

地下鉄やバスなど公共の乗り物も利用しません。

でも、

もちろん、

夜にレストランなどへお出掛けすることは可能です！

例えば旅行で来られた場合は、
ホテルの前から目的地までタクシーで行かれれば大丈夫。

お帰りの際も、レストランでタクシーを呼んでもらい、ドアトゥードアを徹底。

＊タクシーを探して歩きまわるのは避けます。

その際、

・目的の場所が危険なエリアでないかは事前に確認

（旧市街など古い街は避けた方がいいかも）

・高価なものや貴金属を身につけないこと
（どうしてもの場合はレストランの中だけ）

・パソコンバッグやビジネスバッグを持たないこと

（パソコンが入っていると間違えられるようなものも）

・タクシーの窓は閉めて乗ること

などには、特に注意が必要ですが。

サンパウロは、夜の住宅街など一見安全そうに見えるのですが、
日本人が狙われた事件も実際に起こっていますから、油断は禁物なのです。

＊リオの場合は、夜の海岸は人通りがあっても危険です。

私たちも夜にレストランなどに出掛けますが、

マンション地下のガレージから自家用車に乗り、レストランの目の前で降りるという、ドアトゥードアの移動です。

↑こんなお天気の気持ちのいい日は思わず気持ちも緩みそうになりますが、日中でも注意が必要。(・_・;)　サンパウロ市内セントロのセー広場の様子

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サンパウロ 治安 安全 

ブラジルはすでに敗退してしまったサッカーワールドカップですが、

先日の準々決勝、アルゼンチン対ドイツの試合では、

ブラジルの人々のドイツへの声援が鳴り響いておりました

理由は、

「アンチ・アルゼンチン」

だから。

とにかくアルゼンチンに対するライバル心が根強く、「アルゼンチンに負けてほしい」のだそう。

サッカーの実力に関してはもちろんそうですが、
国そのものの存在感（国土、経済等の国力）でも、

南米大陸の2大大国

として競い合ってきた歴史があり、

ポルトガルの植民地として興された国ブラジルと、
お隣スペインの植民地として興された国アルゼンチン。

実際の地理もお隣同士。

近いからこそ、相いれないのでしょうか…？

＊でも、ブラジル人はアルゼンチンへの旅行が大好きなのですよ。(°∀°)b

↑アルゼンチン・ブエノスアイレスの街角にて。タイプは違えど、ブラジルもアルゼンチンも、それぞれに情熱的。

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ブラジル アルゼンチン サッカー ワールドカップ 

ブラジルの2大都市、サンパウロとリオデジャネイロ。

でも「ブラジル」と聞いて思い浮かんだイメージが

一体どちらの街の風景なのか、

違いがなかなか分かりずらいですね。

そこで、今回は、

2つの都市の象徴的な風景の写真を比べてご紹介いたします！

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サンパウロは内陸の高原地帯にできた都市で、海はありません。

人口も高層ビルも多い、大都会。

＊スーツ姿も多いビジネスの中心地。そして冬（6月から8月頃）は案外寒くて、日本の11月くらいの気温に。「南」米のイメージとは少し違うかもしれませんね。
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「ブラジル」と聞いてイメージされる風景は、リオが近いと思います。
海岸沿いで、ほぼ1年じゅう温かいリゾート地。

＊ビーチはいつも人がいっぱい。海岸からそのまま、街中を水着で歩く人もいて驚きます！

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＊今後も、サンパウロとリオデジャネイロの違いについて、まだまだ写真と共にご紹介していきますね

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こんなに日本から遠く離れた国で、

日本人の雄姿が掲げられていたのを見て、とても嬉しくなりました

↓中に、我らが日本代表・中村俊輔さんのお姿が

サッカー強国のブラジルでも、
中村俊輔さんは、注目すべき選手の一人とされているいうことですね。
素晴らしいことです。

そんなパネルの他にも、
サンパウロのファッションストリート「R. Oscar Freire（オスカーフレイレ通り）」は、

ワールドカップ仕様のディスプレイで溢れています

この日は、ブラジルの2戦目、対コート・ジ・ボワールの試合。

日曜日ということもあって、朝からずっとブブゼラの音が鳴り響いていて、

なんだかとても落ち着かない雰囲気でした…。

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ブラジルで車に乗って信号待ちをしていると、

止まっている車のドライバーさん向けの、いろいろな“ビジネス”を目にすることができます。

ビジネスの種類は、だいたい以下の3つ。

A．お菓子・フルーツ・おもちゃ売り
B．窓磨き
C．大道芸

サンパウロでは特に、（リオでも）

いつでも流れが詰まって渋滞してしまう交差点があちこちにあり、
（道路計画の悪さだと思うのですが、朝夕には街中がさらにひどい交通渋滞になります…）

そこが特定の人たちの“職場”になっているよう。

今回の写真は、お菓子売り。

ワールドカップ期間中らしく、ブラジル国旗を掲げて注目を集めたり、旗そのものを売っている売り子さんもたくさんいました。

赤信号の間の数十秒から数分の間に行われるこのビジネスは、

1.　中央分離帯の陰から売り子さんたちがさーっと飛び出して、

2.　それぞれ車の列の間に入って行って、

　列の先頭の車から順にサイドミラーにお菓子をひっかけていき、
＊ちゃんとひっかけやすいように袋に入れてあります。

3.　信号が青になる直前に、再び先頭の車から順に駆け寄って、

　お菓子を取ってくれたドライバーさんからお金（R ,=50円くらい）を受け取り、

　取ってくれなかったお菓子は回収する。

というしくみのようです。

↓サイドミラーにこんな風にお菓子がひっかけられます。

実際に利用したことはありませんが、

短時間で手際良く行う売り子さんの様子には、いつも思わず見入ってしまいます。

（ただし、あまり目を合わせないようにした方がいいかも…）

でも、それと同時に、

「車が発進するまでにちゃんとお菓子を回収できるかしら？」

なんて、

思わずこちらの方がハラハラしてしまったりするのです…

＊次回、窓磨きや大道芸に遭遇したらまたご報告いたします。