JR熱海駅前から1.5kmほど離れた閑静な場所にある歴史ある神社「伊豆山神社」。伊豆という地名の由来は諸説ありますが、この神社の名前が起源のひとつともいわれています。鎌倉幕府を開いた源頼朝が源氏再興を祈願し
JR熱海駅前から1.5kmほど離れた閑静な場所にある歴史ある神社「伊豆山神社」。伊豆という地名の由来は諸説ありますが、この神社の名前が起源のひとつともいわれています。鎌倉幕府を開いた源頼朝が源氏再興を祈願し、さらには正室、北条政子と愛を育んだ史実が今に伝わっているため、「恋愛成就の神様」として人気を集めています。
朱色の装飾が目をひく本殿に到着したら、まずは左手前にある手水舎へ。神社のシンボルである紅白2頭の龍が出迎えてくれます。「赤白二龍(せきびゃくにりゅう)」と呼ばれるこの龍は、赤龍は火の力、白龍は水の力を操り、二龍の力を合わせて温泉を生み出すという守護神です。夫婦和合や縁結びの象徴ともされており、必ず見ておきたいところ。本殿左手奥には、頼朝と政子が座って愛を語ったと伝わる「腰掛け石」、右奥には強いパワーを持つといわれる白山社などもあるので、ぐるっと境内をめぐってみましょう。
手水舎と本殿の間にある「光り石」は神様とともにこの地に来たと伝わる巨石で、光のパワーを授かれると話題になっています。触ったり座ったりしてもよいので、しばらく腰を掛けてパワーを全身に浴びてみましょう。