函館にある湯の川温泉は、登別温泉、定山渓温泉と並ぶ「北海道三大温泉郷」のひとつ。湧出量が豊富なため(7,000トン以上/日)、新しい温泉が入ってきて古いものを捨てる「放流・循環併用式」を採用している施設が多
函館にある湯の川温泉は、登別温泉、定山渓温泉と並ぶ「北海道三大温泉郷」のひとつ。湧出量が豊富なため(7,000トン以上/日)、新しい温泉が入ってきて古いものを捨てる「放流・循環併用式」を採用している施設が多いのが特徴です。
湯の川温泉は350年以上の歴史を持っている温泉街でもあります。1653年、松前藩主9代・高広が難病にかかってしまいました。ある夜、母の清涼院は「松前城の東にある温泉に行けば、どんな病も治る」という夢を見ます。実際に高広をその温泉で湯治させると、病気が全快。松前藩はそのお礼として薬師堂を再建し、鰐口(仏具)を奉納しました。これが湯の川温泉の発祥といわれています。
湯の川温泉周辺には「湯倉神社」や「湯川寺」「龍吟寺」「明光寺」といった神社やお寺がたくさんあるので、神社仏閣巡りが好きな方には特におすすめです。
また、湯の川温泉の特長はアクセスの良さにもあります。“日本一空港に近い温泉街”であり、函館空港から車で約5分で行くことができます。函館駅からは車で約15分、五稜郭からも車で約15分と主要観光スポットとも近いので、函館観光の宿泊地としてぴったりです。