飛鳥水落遺跡(あすかみずおちいせき)は、奈良県高市郡明日香村にある国指定史跡。『日本書紀』に記された、660(斉明天皇6)年に中大兄皇子が造ったとされるわが国初の水時計「漏刻台」の跡と考えられています。
飛鳥水落遺跡(あすかみずおちいせき)は、奈良県高市郡明日香村にある国指定史跡。『日本書紀』に記された、660(斉明天皇6)年に中大兄皇子が造ったとされるわが国初の水時計「漏刻台」の跡と考えられています。
発掘調査では、正方形の基壇や木樋、銅管、漆塗りの木箱などが見つかり、水を一定の速度で流して時を測っていたことが分かりました。現在は石造の方形基壇が復元され、25本の柱が立つ姿から、かつて大規模な建物があったことが感じられるのも見どころ。飛鳥の都に「時間」を管理する仕組みが取り入れられていった歴史を、静かな田園風景の中でじっくり味わえるスポットです。
周辺には飛鳥寺や石神遺跡なども点在。明日香村散策の途中に立ち寄れば、教科書で知る飛鳥時代をより身近に感じながら、古代国家づくりの一端にふれられるでしょう。