川原寺跡(かわらでらあと)は、奈良県高市郡明日香村川原にある国指定史跡です。飛鳥時代には飛鳥寺・大官大寺・薬師寺とともに四大寺の一つに数えられ、天智天皇が母である斉明天皇の菩提を弔うために建立したと考えられ
川原寺跡(かわらでらあと)は、奈良県高市郡明日香村川原にある国指定史跡です。飛鳥時代には飛鳥寺・大官大寺・薬師寺とともに四大寺の一つに数えられ、天智天皇が母である斉明天皇の菩提を弔うために建立したと考えられています。
発掘調査では、東塔と二つの金堂を備えた「一塔二金堂式」と呼ばれる珍しい伽藍配置が明らかになり、現在も塔跡や瑪瑙(大理石)の礎石などから、かつての大寺院の面影を感じられます。中金堂跡には現在、弘福寺が建ち、川原寺の法灯を今に伝えています。境内では飛鳥の田園風景を眺めながら、古代の国家寺院があった時代に思いをはせられるのも魅力。日本で初めて写経が行われた場所ともされており、歴史散策だけでなく、静かに心を整える時間を過ごしたい人にもおすすめのスポットです。