本物の007の世界を体感できるホテル
- ライター安田 和代さん
- 投稿日2014年09月30日
ヴィクトリア駅周辺の喧噪から、徒歩5分にして、閑静なエリアにあるホテル。広々としたコートヤードを抜けて、エントランスをくぐると、まるで舞台のような階段が。それもそのはず、このホテルはもともと、15世紀にチャペルとして建てられた建造物が19世紀半ばにマンションとして増築、改築され、さらに、19世紀の後半に舞台デザイナーの手によってホテルに改装されたものなのです。
このホテルは、英国の秘密情報部とのつながりが深く、第二次大戦中の1940年、ウィンストン・チャーチルがこのホテルで特殊作戦執行部を結成、このホテルの1フロアまるごとが執行本部として使用され、その2階上では秘密情報部が諜報活動を行うなど、まさに007の世界がこのホテルで展開されていたのです。このホテルの地下から、国会議事堂につながる秘密の地下道がある、という噂までまことしやかにささやかれています。
一方客室は、明るいイエローと暖色系の組み合わせによる、清潔でモダンな印象。コンパクトなスーペリア・ルームから、クイーンサイズのベッドが2つ、さらに2つのバスルームが完備されたファミリールーム、ラウンジ付きのデラックス・スイートまで6種類のカテゴリーがあり、用途に合わせて、部屋を選べるのが便利です。
このホテルでは、屋上で養蜂をしているのも特徴のひとつ。朝食に出てくるハチミツは、なんとホテルの自家製です。