アンティーク好きにはたまらないインテリアが魅力
- ライター安田 和代さん
- 投稿日2014年09月30日
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外観 (c)AndreasVonEinsiedel
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客室内観 (c)Jefferson Smith
クラーケンウェル・ロードに面したゼッター・ホテルのすぐ裏に、2012年にオープンした姉妹ホテル、ゼッター・タウンハウス。中に入ると、まるで博物館のように、さまざまなデコレーションがぎゅう詰めされています。「ゼッター・ホテルのエキセントリックなおばさん的存在」というコンセプトだけに、まるでちょっと変わり者のおばさんがオークションで買い集めたかのようなアンティーク、ヴィンテージの小物がぎっしりと配されているというわけです。このコンセプトの延長には、ホテルというよりもおばさんの個人宅に来たかのような、リラックスした雰囲気があり、1階のカクテル・ラウンジは、まるで個人宅の広いリビング・ルームのようです。
全部で13室ある客室は、ホテル全体のテーマである「ブリティッシュネス」をインテリアに反映。調度品や小物のほとんどにイギリス製が使用されています。ユニオンジャックをふんだんにつかった部屋、船旅を連想させるヘッドボードやフレーム入りの線画を採用した部屋など、それぞれまったく異なる内装が施され、好みで選ぶことができます。
カクテル・ラウンジでは、軽食もとることができますが、ちゃんとしっかり食べたいなら、姉妹ホテル、ゼッター・ホテル内のビストロ・ブルーノ・ルベへ。またゼッター・ハウスのフィットネス・ルームも利用可能。雨が降っていても濡れないくらいの距離がうれしいところです。