街の喧噪から切り離された、アートな空中レジデンス
- ライターAKIKOさん
- 投稿日2014年09月30日
日本の森ビルが手がける101階建ての「上海環球金融中心」は、
ギネス認定の展望台があることで知られる超高層ビル。
「パーク ハイアット 上海」は、このビルの79〜84階にあります。
2013年に陸家嘴エリアの主要ビルをつなぐデッキ「世紀連廊」ができてからは、
地下鉄2号線「陸家嘴」駅から徒歩でも快適にアクセスできるようになりました。
中国の高級ホテルと聞くと、
「とにかくきらびやかで巨大」というイメージがあるかもしれません。
が、こちらのホテルは木、麻、革など、
自然素材を使ったシンプルで心地よいインテリアが印象的。
客室数も一人ひとり
にきめ細かなサービスを提供できるよう、174室に抑えているそうです。
パブリックスペースにはさりげなくモダンアートが飾られていました。
館内を散策しつつじっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか。
客室のデザインも、それ自体がアート作品のようです。
キリッとシンプルな印象ながらどこかほっとできるのは、
宿泊客目線で使い勝手を計算し尽くしているからなのでしょう。
バックミラー付きのウォークインクローゼット、
バスタブの外で体を洗えるシャワールーム(木の椅子と桶付き!)、
すっきりとしたタンクレストイレなど、
滞在する側の快適さを
とことん考えたお部屋の構造には思わずうなってしまいました。
もちろん、広く取られた窓からは上海を一望することができます。
デラックスルーム以上のランクのお部屋では、バスタブが窓際に付いていました。
夜景を見ながらお湯に浸かれば観光の疲れも吹き飛びますよね。
ほか、上海人セレブにも人気のレストランやラウンジが6ヵ所あります。
プールやスパ、ジャグジー、太極拳ルームがある
85階の「ウォーターズエッジ」も滞在中ぜひ利用してみてください。
限りなく都会的なのに、なぜかほっこりのんびりできる
「パーク ハイアット 上海」
忙しいビジネスマンにもお勧めしたいホテルです。