古いお屋敷と現代アートの調和
- ライターベルナルド・タカハシさん
- 投稿日2016年01月27日
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外観
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中庭
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朝食レストラン
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Deluxe
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Deluxe
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Superior
もともとはサンティアゴへの巡礼の道を歩く巡礼者のための旅籠や病院としてカトリックの慈善団体が使っていた、町の中心の17世紀の建築を2年間かけて改装し、2008年にオープンしたホテルです。「ガー アナト」はヘブライ語でグラナダを意味し、かつてイスラム教徒とキリスト教徒とユダヤ教徒が共存していたグラナダの町を象徴しています。
芸術好きの経営者の好みのおかげで、ホテル自体がひとつの芸術作品になっていると言っては大袈裟でしょうか。部屋ごとに全て異なる内装は個性的で、各部屋の名称も、グラナダにまつわる詩や文学作品などから取られたものです。ひとつの部屋に泊まったら、次はまた別の部屋にも泊まってみたい、そんな思いにさせるホテルは中々ありません。全15部屋の、どの部屋も木の天井の落ち着いた雰囲気と、現代的な装飾がうまくマッチしています。
地下の貯水槽だった空間が朝食用のレストランになっていて、これも独特の空間です。毎月異なる絵や写真の展示がされているホールは古い中庭を使ったもので、石柱や木の梁など、オリジナルの建材をできるだけ活かした改装が施されています。ホールの奥の巨大な金属の木は、「願いごとの木」と呼ばれ、宿泊客の方が願いごとを書いて木の枝に結べるようになっているあたりにも、「ひとは全て巡礼者です」と語る、支配人アラセリ・プエルタさんのホテルに対する思いが伝わってきます。