今でこそ北京市内の至る所で買い物をすることが出来るものの、それまではこの天安門広場の東に位置する王府井と、西に位置する西単くらいしかなかった頃が懐かしい。とは言いながらも、やはり立地の良さから今でも北京最大の繁華街ではある。
入り口あたりからは、海外ブランドショップが多数出店している東方新天地が西に伸びているものの、王府井大街では主に昔から存在している中国の老舗ブランドストア(中国老字号)やおみやげ屋さんが多数林立しながら、1600メートルほど北は中国美術館へ向かって真っ直ぐに伸びていて、南側半分は日常的に歩行者天国でもある。
また、南側には「王府井小吃街」、北側には「東華門美食坊夜市」という2つの有名な軽食屋台の一帯が存在する。サソリやヒトデなどの、日本ではなかなか味わえないゲテモノを食べてみたい人は必ず行くべき場所だ。
日本と違って中国では恐ろしく本屋が少ないのだが、北京でも最大規模を誇る王府井書店もこの通りで営業している。中国語の勉強に興味がある人は、この本屋の中国語学習のコーナーで購入すると良い。日本の書店で販売されている教材よりもはるかに良質のモノが安価に入手できる。日本のオンラインショップで入手可能なモノも多数あるが、当然ながらそれらで購入するよりも圧倒的に安く買える。
Wangfujing Street 王府井 ワンフーチン
日本の”銀座通り”に匹敵する北京最大の歩行者天国
- 投稿日2015/04/02
北京一の繁華街 北京の軽食を食べたければグルメストリートへGO!
- 投稿日2015/03/23
王府井大街はもともと王族や貴族である住宅、王府がたくさんあったことからこの名前がつけられました。それもそのはず、ここから西へ行けばすぐに天安門や故宮があるのですから。
ここは北京市の繁華街と言って過言はないでしょう。また歩行者天国であるため、ゆっくりとショッピング出来るのも嬉しいところです。王府井百貨や東方広場、王府井書店などは特に有名です。また歴史の舞台となった北京飯店もここにあります。
アクセスはやっぱり地下鉄がいいでしょう。1号線の王府井で下車すれば、目の前にあります(5号線の灯市口からでもOK)。
ここの特徴はなんといってもいろんなものがここひとつで揃うところ。西洋のものから東洋のものまで、新しいものから古いものまで揃います。また北京に滞在する人にとっては重宝されている外文書店も結構重要です。日本語の書物が売っていて、雑誌の予約なんかもできます(ただし価格は倍以上)。ここで北京の地図を買ったりするのもおすすです。
そしてなんといっても外せないのはグルメストリートでしょう。ここには北京の軽食はもちろん中国各地の軽食を食べることができます。おすすめはずばりシシカバブーと餃子です。テイクアウトもできるので是非トライしてみましょう。そうそう、ここにはゲテモノの串焼きが多く売られており、意外にもよく売れているそうです。サソリが生きたまま刺さってます。勇気ある人は是非(笑)。
またこの奥に行くと王府井天主堂という教会があります。カトリックの教会で清の末期に建てられました。なぜかここだけ異国情緒に溢れています。休日なんかに行くとたまにオルガンの音が聞こえてきたりするそうです。
さらに先に行くと左側に中国美術館が見えてきてここが終点の目安になります。真ん中あたりで左に曲がると故宮に行けるのでそちらに行くのも面白いでしょう。北京の中心地「王府井」をぜひ堪能してみてください。
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ジャンルショッピングエリア
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エリア東単
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住所
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アクセス地下鉄1号線 ワンフージン 王府井駅下車すぐ
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